ストレスによるED

ストレスが原因で発症してしまう勃起不全(ED)は、心因性のEDと言えます。

EDが最も多い年齢層である50代~60代の主なストレスの原因は「近親者の死」でした。

パートナーである妻の死、両親の死等が心の喪失感に繋がり、結果EDになってしまう事があるようです。このケースはEDだけに留まらず、深い心の病に繋がってしまう事も多い為、注意が必要です。

ついで多かったのが「職場環境」です。50~60代の年齢層では管理職や中間管理職に就くケースが多く、精神的ストレスも大きくなっていたりします。

そして次に「病気」、年齢的にも生活習慣病や更年期障害に差しかかる年代ですので、それが気にかかり、結果ストレスが蓄積してしまうようです。

そして次に「定年退職」、こちらは経済的な不安や社会的地位が無くなる事に対しての喪失感によってストレスが蓄積されるようです。

もっと若い年代ではまた違うストレスの感じ方をしています。

女性との性行為を1度失敗し、それからうまくいかなくなってしまったり、夫婦間で子作りを計画し、排卵日の性行為がプレッシャーになってしまったり、経済力が未熟な状態で子供を授かる事に恐怖したり。様々な要因が考えられます。

年齢やその環境によってストレスの種類は様々ですが、カウンセリングや通院で回復するケースも珍しくありません。精神的なものほど通院をためらいがちな傾向がありますが、改善する事に前向きな気持ちを持つ事が一番重要なのかもしれません。