ED治療の遠隔診療とは?

遠隔診療の概要

遠隔診療とは、医師と患者さんがパソコンやスマートフォンなどのカメラ機能(ビデオ通話機能)を使い、インターネットを通して診療を行う行為で、オンライン診療とも呼ばれます。

簡単に言うと「テレビ電話で診療してもらう」ようなものです。
医療機関から離れた場所でも診療をおこなえるため、僻地や離島の患者さん、体の不自由な患者さんに対して有効な診療として、日本でも厚生労働省医政局長の事務連絡があった2016年8月以降、遠隔診療に対応する医院が増えつつあります。

ED治療においても同様に、スマートフォンでビデオ通話機能を利用して診療するというスタイルが主流です。

ED遠隔診療の主な利点

どこでも診療可能
お互いの声を聞き取ることができ、ビデオ通話に支障のない場所であれば、患者さんのご自宅など、どこでも診療を受けられます。
通院時間なし
医院への移動時間が不要で、時間が取れない方に便利です。
待ち時間なし
予約制のため、医院で待つ必要もありません。

詳しくは「遠隔診療のメリット」をご覧ください

初診から対応

健康保険適用外である自由診療では、初診からED遠隔診療をご利用いただける医院がほとんどです。
(簡易的な条件を満たす必要があります。詳しくは「EDの遠隔診療を受けるには?」をご覧ください)

診療時間の目安

診療時間は5分〜10分程度です。

局部は見せる?

基本的には問診のみになります。ビデオ通話で局部を見せることはありません。

ED遠隔診療で受けられる治療

現在はED治療薬の提供のみ

遠隔診療は基本的には問診のみとなります。
そのため、来院の必要があるED1000(ED治療用の衝撃波を利用した医療機器)や、ICI療法(薬が飲めない方のための陰茎海綿体注射による治療法)などの治療方法を遠隔診療することはできません。

問診後、患者さんに適した、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの薬剤が郵送にて処方されます。

ED遠隔診療のメリット

ED治療の遠隔診療の主なメリットは、「場所を選ばない」「通院時間がない」「待ち時間がない」ということを説明しました。予約から初診、再診の診療、支払いまでをインターネットを通じて行えるのは、忙しい方にとっても大きな魅力です。

また、来院しての診療には、基本的に治療前後の通院時間や待ち時間がかかりますし、場合にはよっては薬の処方や会計でも時間をとられます。病院に行かなくても診察を受けられ、薬・処方箋は自宅などの指定場所に郵送してもらえるのは非常に助かる、という方も多くいらっしゃることでしょう。
※患者様の状況、状態によっては来院し、対面診察が必要になる場合があります。

遠隔診療が向いている方

  • 仕事の都合や家庭の事情などで時間がない方
  • 遠方のため、来院、通院するのが難しい方
  • お身体の問題で医院に行くことが困難な方
  • 来院時にスタッフや他患者さんの目が気になる方
  • 病態が安定していて、決まったED薬をもらいたい方

正規のバイアグラなどのED治療薬が入手しやすくなる

上記に挙げたような都合から、これまで個人輸入代行の通販サイトなどで、バイアグラなどのED薬をご購入されていた方もいらっしゃると思います。

個人輸入代行などでは、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどいずれも偽造品が数多く出回っており、それらの服用で場合によっては死に至ることもあります。
[外部サイト] 偽造ED治療薬による重篤な有害事象が生じています
(日本国内でバイアグラを購入する場合は、医療機関を通して購入する必要があります)

遠隔診療を利用することによって、忙しさで来院が難しかった方や人の目を気にするような心理的負担も減少します。EDの遠隔診療で、正規のバイアグラなど安全なED治療薬が入手しやすくなり、服用にも安心していただけると思います。必ず医師を通して購入するようにしましょう。

ED遠隔診療のデメリット

ED遠隔診療のデメリット、というとおかしいかも知れませんが、やはり医師がその場で直接診療しないことがそれに当たります。
対面診療と違い、顔色一つとっても、パソコンやスマートフォンの機種によって映り具合も異なり、判断が難しくなります。直接の触診や視診を受けられませんので、他の症状などが見落とされる場合もあります。

遠隔診療が向いていない方

  • 当日の体調を含め、総合的に判断してほしい方
  • 医院や医師のことを直接確認しておきたい方
    (医院や医師の雰囲気、自分にとって信頼できそうかなど、来院しないと判断がつきにくいこと)

ED遠隔診療を受けるには?

ED治療は、初診から遠隔診療を可能としている医院が多いです。理由としては、ED治療は健康保険の適用外である自由診療に当たるからです。

現状(2017年6月)では健康保険が適応される診療は、「初診は医師との対面診療」である必要があると言われています。日本では、遠隔診療はまだこれから進められる分野です。法整備や環境の整備などが整っていないことが主な理由ですが、ゆくゆくは診療の選択肢の1つとして普通に考えられるものになると思われます。

初診から遠隔診療が可能なED治療ではありますが、それでも診療を受けるためには一定の条件があります。厚生労働省が発表している「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」という通知の内容をふまえ、箇条書きでお伝えすると以下のようことになります。

遠隔診療を受けられる条件は?

  1. 患者側が遠隔診療を希望していること
  2. 患者及びその家族が遠隔診療について理解していること
  3. 直接の対面診療と組み合わせて遠隔診療を行えること
  4. 直近まで相当期間にわたって診療を継続してきた慢性期疾患の患者など病状が安定している患者に対し、患者の病状急変時等の連絡・対応体制を確保したうえで、患者の療養環境の向上が認められる遠隔診療を行えること
  5. 医師との対面診療を行うのが困難な場合

項目1、2に関しては、遠隔診療を希望される患者様であれば問題ないと思われます。
項目3は、遠隔診療を行っていくなかで、なにか対面診療が必要となる状況が生じた場合、診療を受けた医院へご来院いただくこと、と解釈できます。
項目4については、一定期間ED治療を行ってこられた、病状が安定している患者様で、遠隔診療によって療養環境の向上につながる方、と解釈できます。
項目5は、ご自宅から医院までが遠方である方、毎回来院するのが困難な方、希望される医院への診療時間内で来院が困難な方などがこの条件を満たすと考えられます。

スマートフォンの遠隔診療用アプリが必要

その他、前提としてパソコンやスマートフォンなどの遠隔診療が可能な通信機器を利用可能であることが挙げられます。実情として、多くのED治療医院では、スマートフォンの遠隔診療専用アプリが使えることを条件にしているところが多いです。プライバシーやセキュリティの問題、クレジットカードによる支払いなどに対応するためです。

遠隔診療は普通の診療と料金は違うの?

ED遠隔診療の料金体系と、対面診療の料金との違いをご説明します。
結論からすると来院が必要な対面診療と比較し、遠隔診療は若干割高になる場合があります。
ただし、通院までの交通費や移動時間、待ち時間、プライバシー面などを考慮しますと、総合的なコスト面では遠隔診療にお得感を感じる患者様が多いのではないかと思われます。

ED治療の対面診療と遠隔診療でハッキリと違う料金は薬剤の「配送料」です。
クレジット決済、または代引きで配送されます。最短で当日の発送をおこなう医院もあります。

遠隔診療の具体的な料金体系(初診)

以下は初診の場合の具体的な料金例です(いずれもバイアグラ50mgを5錠処方された場合)

パターン1
来院した場合 遠隔診療の場合
初診料(診察料) 3,000円 3,000円
お薬代 8,000円 8,000円
システム利用料 0円 1,000円
お薬配送料 0円 540円
合計 11,000円 12,540円
パターン2
来院した場合 遠隔診療の場合
初診料(診察料) 3,000円 5,000円
お薬代 8,000円 8,000円
システム利用料 0円 0円
お薬配送料 0円 0円
合計 11,000円 13,000円
パターン3
来院した場合 遠隔診療の場合
初診料(診察料) 2,000円 3,000円
お薬代 8,000円 8,000円
システム利用料 0円 0円
お薬配送料 0円 540円
合計 11,000円 11,540円

※別途、消費税。システム利用料は、医院が遠隔診療システムの運営会社に支払う利用料金で、診療料金に組み込まれています。予約料やアプリ利用料と表記される場合もあります。

受診される医院によって、さまざまな料金体系があります。診察料を取らない医院もありますし、配送料やシステム利用料を初診料に含める場合もあると思います。

再診の場合の料金は?

来院の場合は、多くの医院が再診料をとっていません(無料)。現状では対応医院がまだ多くありませんが、遠隔診療の場合も「再診料」としては無料の流れで進んでいます。ただし、システム利用料は医院が遠隔診療システムの運営会社に1診療毎に支払う利用料金のため、システム利用料または予約料、再診料など、何かしらの項目で利用料がかかると考えられます。

 

ED遠隔診療の主な流れ

EDの遠隔診療は、スマートフォンのアプリを利用しての診療が多くなっていることから、ここではアプリを利用した遠隔診療の流れをご説明します。

アプリを利用した遠隔診療の流れ

1.アプリをダウンロードする
医院指定のアプリをダウンロードします。 iPhoneの公式アプリなら「App Store」から。 Android OSのスマートフォンのアプリなら「Google Play」からダウンロードできます。 ※非公式のアプリやWebブラウザ経由の場合は、診療を受けられる医院の説明にしたがって利用してください。
2.会員登録をする
ダウンロードしたアプリを起動し、会員登録をおこないます。 氏名、メールアドレス、パスワードなどを登録します。
3.医院を予約する
アプリから医院を検索します。希望の医院ページから、日時など予約に必要な情報と、決済のためのクレジットカード情報を登録します。
4.遠隔診療を受ける
・ご自宅など、遠隔診療を受ける場所で予約日時の5分前にはアプリを起動しておきます(雑音が少なく、通信環境の良い、通話に支障が出ないところが良いでしょう)。
・時間になりますと、医師からビデオ通話の呼び出しがあり、遠隔診療が始まります。
・薬の服用歴や過去の副作用などについて問診があります。
・問診の結果から、最適なED薬が処方されます(ご希望の処方薬、錠数があれば医師にご相談ください)。
5.お会計(支払い)
ご登録されたクレジットカードにて、ED薬の代金を含めた診療代が決済されます。
6.薬・処方せんが届きます
ご指定いただいた住所に、薬または処方箋が郵送されます。 医院により異なりますが、最短で当日発送、遅くとも数日以内に発送されます。 ※大体、診察券も同梱されています。

ED遠隔診療が受けられるクリニック

ED遠隔診療が受けられるクリニックの一覧です。まだまだ遠隔診療に対応するクリニックが少ないのですが、遠隔診療ですのでクリニック自体の場所は問いません。

東京のED遠隔診療対応クリニック

新橋ファーストクリニックの外観、内観
新橋ファーストクリニックの外観、内観
医院名 新橋ファーストクリニック
住所 東京都港区新橋3-14-5S’TEC3ビル3F
休診日 無休
ED治療薬 バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリック
対応アプリ クリニクス

愛知のED遠隔診療対応クリニック

山田ファミリークリニックの外観、内観
山田ファミリークリニックの外観、内観
医院名 山田ファミリークリニック
住所 愛知県愛西市日置町山の池79
休診日 水曜、日曜、祝日
ED治療薬 バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリック
対応アプリ クリニクス

奈良のED遠隔診療対応クリニック

うえつきクリニックの外観、内観
うえつきクリニックの外観、内観
医院名 うえつきクリニック
住所 奈良県天理市守目堂町106-2
休診日 木曜午後、金曜午前、土曜午後、日曜、祝日
ED治療薬 バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリック
対応アプリ クリニクス

鳥取のED遠隔診療対応クリニック

山本泌尿器クリニックの外観、内観
山本泌尿器クリニックの外観、内観
医院名 山本泌尿器クリニック
住所 鳥取県米子市車尾南1-8-32
休診日 水曜、日曜、祝日
ED治療薬 バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリック
対応アプリ クリニクス

熊本のED遠隔診療対応クリニック

わかばクリニックの外観、内観
わかばクリニックの外観、内観
医院名 わかばクリニック
住所 熊本県熊本市東区若葉3-13-20
休診日 日曜日、祝日
ED治療薬 バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリック
対応アプリ クリニクス