薬棚ジェネリック医薬品と言えば薬局や病院でも取り扱いがあり、日本国内で認められて販売されている治療薬であることは間違いありません。
先発医薬品のバイアグラ(一般名:シルデナフィルクエン酸塩)と有効成分・品質・安全性など同じ条件を満たしていて、厚生労働省から承認されている薬になります。
更に先発医薬品よりも飲み方など工夫されて発売される事が多く、同成分にして金額が安価であることなど、良いことばかり揃うのがジェネリック医薬品です。
厚生労働省もジェネリック医薬品を推奨していて、平成30年3月末迄に国内のジェネリック医薬品のシェアを60%以上にする目標を掲げています。

バイアグラ発売の経緯

1998年にバイアグラがアメリカで販売開始され、マスコミなどの影響で一躍有名なED治療薬となりました。
日本でも多くの個人輸入代行業者が取り扱い、画期的な新薬として瞬く間に普及して行きました。
同年に狭心症などのニトロ製剤(硝酸系)を服用している方が使用して、重篤な健康被害や死亡例などが発生したため、厚生労働省が異例の対応を敢行しました。
国内の臨床試験を実施せずスピード審査を行い、1999年に製造承認した経緯があります。
1年で販売まで至ったケースはHIV治療薬などに対して以外に実施例がなく、異例の対応でした。それだけ重篤な被害が出ていて危険性が高かった事が示唆されていました。

ジェネリックED治療薬の名称は「トーワ」

錠剤そんなバイアグラもいよいよ特許期間が切れ、ジェネリック医薬品としてシルデナフィルOD錠が発売されます。
発売元は東和薬品株式会社がいち早く5/26より発売開始となりました。
従来のファイザー製薬から発売されているバイアグラ錠よりも飲みやすくなっており、OD錠として販売されています。
OD錠とは口腔内崩壊錠のこと。口の中で溶かして服用することを目的とし、味や口当たりが良く、水に溶ける成分で口で溶かした時に爽やかな甘味があります。
コーヒー風味とレモン風味があり、ザラザラ感やパサパサ感なども緩和され、苦味も軽減されています。
製品名はシルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」が正式名で、東和薬品独自のRACTAB技術を用いて製造されています。
OD錠は外出先などでも容易に水なしで内服する事が出来るため、今までのED治療薬からすれば画期的な方法と言えます。

国内のジェネリックで安全

ED治療薬は偽造医薬品やインターネット経由などの非正規流通が問題視されている現状があります。
インターネットなどで購入する理由として一番に挙げられるのは価格の問題です。
病院で処方している正規品は保険が利かないため高額で手が出ないと考え、少しでも安い海外ジェネリックに手を出してしまいます。
その結果、体調不良や副作用で悩まされる方がいます。そこで今回のシルデナフィルOD錠となるのです。
東和薬品は適正な流通網でジェネリックを販売することで、偽造医薬品対策につながることを期待出来るとコメントしています。

体調不良を訴える方もいらっしゃる中、危険な治療薬を使用するよりも、国内のジェネリック医薬品を使用する事で利用者の負担軽減になると期待が寄せられています。

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