緑の錠剤ED治療を始めたいけれど、治療薬が高くてちょっと迷ってしまう・・・。そんな思いを経験されたことはありませんか?その思いがだんだん膨らんでいくと、とんでもない目に遭ってしまうかもしれません。

買ってはみたが効果ナシ
数日前、当サイトのED相談サポートセンター宛てに、60代の男性から、このような電話がかかってきました。

「雑誌の広告を見て、EDの薬を買ったが、全く効かない。これはニセモノではないのか?」

その男性は、雑誌にあったED治療薬の広告を見て、通販で購入。いざという時に服用してみたものの、飲んでもまったく効き目がなかったのだそうです。1度飲んだくらいでは判断できないと考え、その後も何度か試してみたものの、やはり効果ナシが続いたそうです。これはいよいよ怪しい、ニセモノでは?と、そこで初めて通販のED治療薬の正体を疑ったと話していました。

販売業者の怪しい連絡先
詳しく聞くと、その広告で正規品として扱っていたのは、某大手製薬会社が製造販売している、効き目の長いことで有名なED治療薬とのことでした。購入したその男性、さっそく箱に書いてある販売業者に連絡して問いただしてみようと思い、連絡先を見てみると、そこにはなんと個人の名前が記載されており、番号も固定電話ではなく携帯電話の番号が。販売業者への疑念はピークに達したそうですが、怒りと疑問を直接ぶつけないことには気持ちも収まり様がなく、その携帯番号に電話してみることにしたそうです。しかし、何度かけてみても呼び出し音がするばかりで一度も電話には出てもらえませんでした。ついに男性は直接連絡を取るのを諦め、インターネットであれこれ調べるうちに「ED治療ナビ」を見つけて相談をしてみた、というのが冒頭の電話の第一声というわけです。

なぜ騙されてしまうのか?
当サイトでは、通販のED治療薬購入について絶えず警鐘を鳴らしてきました。違法に製造された偽造薬である可能性が非常に高い上、通販では送られてくるまで中身の確認が一切できず、大変危険だからです。しかしながら、なぜ偽造ED治療薬も、そしてそれに騙される被害者も後を絶たないのでしょうか?そこには、患者であり同時に消費者である側が、密かに抱えている次のような願望があるからではないでしょうか?

・ED治療薬をとにかく安く手に入れたい
・医者にかかるのが面倒だし、恥ずかしい
・誰にも知られずにこっそりと入手したい
・医者に、服用は無理だと言われそうで不安

こういった気持ちを持っていることを業者は知っていて、狡猾に付け込んでくるのです。今これを読んでいるあなたも、もしかすると彼らから次のターゲットとして狙われているかもしれません。

正しい知識は自分の身を守る最大の武器
ED治療についての基礎的な決まり事が、未だに多くの人に理解されていないことが、こういった事態を引き起こしている別の要因でもあるかもしれません。ED治療についての正し知識を身につけることは、自分の身を守るためにも有効なことではないでしょうか?改めて、ED治療薬の通販をめぐる決まり、危険性を確認しておきましょう。

・ED治療薬メーカーは通信販売は行っていない
・ED治療薬を医師の処方なしに服用することは違法
・通販のED治療薬は違法で粗悪な偽造薬である確率が高い
・もし健康被害にあっても医薬品副作用被害救済制度の適応にならない

以上のことをしっかりと再認識することで、詐欺被害や健康被害から身を守りましょう。うまい話には裏がある。近道や抜け道を探そうとすると、そこには大抵、落とし穴が待っているものです。ED治療薬は、きちんと医療機関を受診し、医師の診察を経て処方してもらい、用法を守って服用しましょう。