L-リジン(必須アミノ酸サプリメント)
L-リジンは、体内で生成できない必須アミノ酸「L-リジン」を1錠あたり1000mg含有するサプリメントです。L-リジンは米や小麦といった穀物に含まれる量が少なく、穀物を主食とする日本人の食生活では不足しがちなアミノ酸として知られています。
サプリメントであればカロリーを気にすることなく必要な量を効率的に摂取でき、食事のタイミングを問わず取り入れやすい点が特長です。疲労回復や集中力の維持、美容(髪・肌・爪)のサポート、さらには脂肪代謝に関わるカルニチンの生成補助など、幅広い健康管理に役立つでしょう。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。
L-リジンの概要
- 体内で生成できない必須アミノ酸「L-リジン」を1錠1000mgで効率的に摂取可能
- 穀物に含まれる量が少なく不足しやすいアミノ酸を、カロリーを気にせず手軽に補給
- タンパク質合成・エネルギー産生・カルシウム吸収・ケラチン形成・カルニチン生成など、体内のさまざまな機能に関わるアミノ酸
- Now Foods(ナウフーズ)社製、1個あたり100錠入り
L-リジンは、アメリカのサプリメントメーカーであるNow Foods(ナウフーズ)社によって製造されています。Now Foods社は1968年に創業し、50年以上にわたって高品質なサプリメントや健康食品を提供しています。GMP認証を取得した製造施設で品質管理を徹底しており、世界60カ国以上で製品を展開しています。
| 商品名 | L-リジン |
| 内容量 | 100錠 |
| 効果・効能 | ・タンパク質合成のサポート ・エネルギー産生の補助 ・カルシウム吸収の促進 ・ケラチン形成への寄与 ・カルニチン生成の補助 |
| 有効成分 | L-リジン:1000mg |
| 摂取上の注意 | 適量の範囲であれば安全性は高いとされています |
| 形状・剤形 | 錠剤 |
| ブランド | Now Foods(ナウフーズ) |
L-リジンはこんな方におすすめ
次のような方にL-リジンの使用をおすすめします。
- 日々の疲れが抜けにくいと感じている方
- 仕事や勉強で集中力を維持したい方
- 髪のツヤ、肌のハリ、爪の健やかさを保ちたい方
- 健康的にダイエットを進めたい方
- 口唇ヘルペスの再発を予防したい方
L-リジンの成分について
L-リジンは、人間の体を構成するタンパク質の合成に欠かせない必須アミノ酸の一種です。必須アミノ酸は全部で9種類あり、いずれも体内で合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。
L-リジンは特に穀物(米・小麦・トウモロコシ)への含有量が少ないことで知られています。穀物を主食とする食生活では不足しやすく、意識的に補給することが大切です。肉類・魚類・乳製品・大豆製品などに多く含まれますが、これらの食品だけで十分な量を摂取しようとするとカロリーが過剰になる可能性があります。
サプリメントであれば、カロリーを気にせず必要な量のL-リジンを効率的に摂取できるでしょう。
AtsuL-リジンはサプリメント(食品)であり、医薬品ではありません。
特定の疾病の治療・予防を目的としたものではない点をご理解ください。
L-リジンは9種類ある必須アミノ酸の中でも、穀物中の含有量が最も少ないアミノ酸として知られています。
タンパク質を合成するには20種類のアミノ酸がすべて必要であり、1種類でも不足すると合成効率が低下します。
これを「アミノ酸の桶の理論」と呼び、最も不足しているアミノ酸(制限アミノ酸)の量に合わせて全体の合成効率が決まります。
米や小麦を主食とする食生活では、L-リジンが制限アミノ酸となりやすいため、サプリメントでの補給は合理的な方法の一つでしょう。
L-リジンの特徴
L-リジンの主な特徴は以下の通りです。
- 1錠にL-リジン1000mgを含有し、効率的な摂取が可能
- タンパク質合成に不可欠なアミノ酸であり、体のさまざまなエネルギー代謝に関与
- 小腸からのカルシウム吸収を促し、骨の健康維持に貢献
- 毛髪・肌・爪を構成するケラチンの原料として美容面をサポート
- 脂肪をエネルギーに変換するカルニチンの生成を助け、ダイエットをサポート
- 飲むタイミングや食べ合わせの制限がなく、生活に取り入れやすい
L-リジンは体内でさまざまな働きを担っています。タンパク質合成に不可欠な必須アミノ酸であり、慢性的に不足すると体内のタンパク質合成効率が低下し、全身の機能に影響が及ぶ可能性があります。また、小腸からのカルシウムの吸収を促す働きもあるため、骨の健康維持にも貢献します。
美容面では、毛髪・肌・爪を構成するケラチンというタンパク質の原料としてL-リジンは不可欠です。タンパク質の合成には必要なアミノ酸がすべて揃っていなければならず、1種類でも不足すると合成がうまくいきません。L-リジンが不足すると、髪のツヤや肌のハリに影響が出る可能性があります。
加えて、脂肪をエネルギーに変換する際に必要なカルニチンの生成にもL-リジンが関与しています。L-リジンはメチオニンとともにカルニチンの前駆体となるため、十分な摂取は脂肪代謝の維持に寄与すると考えられています。
L-リジンの使用方法
水またはぬるま湯と一緒にお召し上がりください。
| 摂取タイミング | いつでも(食前食後を問いません) |
| 1回の目安量 | 1錠 |
| 1日の摂取回数 | 1〜2回 |
使用上の注意
飲むタイミングや食べ合わせに制限はなく、ご自身のライフスタイルに合わせて摂取できます。
ただし、過剰摂取にはご注意ください。WHO/FAO/UNU(2007年)の報告による成人のL-リジンの1日の必要量は、体重1kgあたり30mgとされています。例えば体重50kgの方であれば1日1500mg、体重60kgの方であれば1日1800mgが必要量の目安です。本製品は1錠あたり1000mgを含有しているため、通常の食事からの摂取量も考慮し、体重が軽い方は1日1錠にとどめるとよいでしょう。
AtsuL-リジンは摂取タイミングの制限がなく、生活スタイルに合わせて取り入れやすいサプリメントです。
ただし、適量を超える摂取は避けるべきです。
食事からもアミノ酸は摂取されるため、サプリメントの量だけで判断せず、食事全体のバランスを考慮してください。
腎臓や肝臓に持病のある方は、アミノ酸の過剰摂取が臓器に負担をかける可能性があります。
摂取前にかかりつけの医師に相談してください。
また、アミノ酸系サプリメントを複数種類摂取している方は、合計量が過剰にならないようご注意ください。
L-リジンとヘルペス予防
L-リジンの摂取は、口唇ヘルペスの再発予防に役立つ可能性があるとされています。ヘルペスウイルスの増殖にはアルギニンというアミノ酸が関与しており、L-リジンはアルギニンと拮抗する作用を持つことがin vitro(試験管内)の研究で示されています。
L-リジンを十分に摂取することでアルギニンとのバランスが変化し、ウイルスの増殖が抑えられるという研究報告があります。Griffith RS et al.(1987年)の研究では、1日1000mg以上のL-リジンを継続的に摂取したグループで口唇ヘルペスの再発頻度が減少したと報告されています。
ただし、すべての研究で一致した結果が得られているわけではなく、エビデンスレベルは限定的です。口唇ヘルペスを繰り返す方にとっては、あくまで補助的な手段としてL-リジンの継続的な摂取が予防の一助となる可能性があります。ヘルペスの治療そのものには抗ウイルス薬(アシクロビル等)が必要ですので、症状がある場合は医療機関を受診してください。
L-リジンの注意事項
- 食品アレルギーがある方は、原材料を確認のうえご使用ください
- 持病がある方や治療薬を服用中の方は、使用前にかかりつけの医師に相談してください
- 妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師に相談してください
- 天然の色素を使用しているため、錠剤の色に若干の変化が見られる場合がありますが、品質に問題はありません
- 開封後は高温多湿や直射日光を避け、涼しい場所で保管してください
- こどもの手の届かない場所に保管してください
- 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください
AtsuL-リジンはサプリメント(食品)であり、一般的に適量の範囲では安全性が高い成分とされています。
ただし、高用量の長期摂取に関する大規模な安全性データは十分とは言えません。
通常の食事に加えてサプリメントで1日1000〜3000mg程度の摂取であれば、健康な成人において重篤な有害事象の報告は少ないとされていますが、過剰摂取は胆石のリスクを高める可能性を示唆する報告もあります。
肝臓や腎臓に疾患のある方はアミノ酸の代謝に影響が出る可能性があるため、摂取前にかかりつけの医師に相談してください。
L-リジンのよくある質問
L-リジンとはどのような成分ですか?
L-リジンは、人間の体に不可欠な9種類の必須アミノ酸のうちの1つです。体内で自ら合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。
タンパク質の構成要素として、筋肉や臓器、髪・肌・爪の形成に関与しています。また、エネルギー産生やカルシウムの吸収にも関わる重要なアミノ酸です。
なぜサプリメントで摂取する必要がありますか?
L-リジンは米や小麦などの穀物に含まれる量が少なく、穀物を主食とする食生活では不足しやすいアミノ酸です。肉や魚、大豆製品に多く含まれますが、これらだけで必要量を満たそうとするとカロリーが過剰になりやすい傾向があります。
サプリメントであれば、カロリーを気にすることなく効率的にL-リジンを補給できます。消化・吸収も速やかで、摂取量を正確に把握しやすい点もメリットです。
どのタイミングで摂取するのがよいですか?
L-リジンは食前食後を問わず、お好きなタイミングで摂取可能です。飲み合わせに注意が必要な食品もないため、ライフスタイルに合わせて無理なく続けられます。
毎日同じ時間帯に摂取する習慣をつけると、飲み忘れを防ぎやすいでしょう。
過剰摂取にはどのような注意が必要ですか?
WHO/FAO/UNU(2007年)の報告による成人の1日の必要量は、体重1kgあたり30mgです。例えば体重60kgの方であれば1日1800mgが目安となります。
本製品は1錠1000mgを含有しているため、1日1〜2錠の範囲で摂取してください。過剰に摂取すると腹痛や下痢などの消化器症状が現れる可能性があります。
L-リジンはヘルペス予防に効果が期待できますか?
L-リジンには、ヘルペスウイルスの増殖に関わるアルギニンと拮抗する作用があるとされています。
1日1000mg以上の継続的な摂取により、口唇ヘルペスの再発頻度が減少したという臨床研究の報告があります。ただし、すべての研究で一貫した結果が得られているわけではないため、あくまで補助的な予防のサポートとしてお考えください。ヘルペスの症状がある場合は、抗ウイルス薬による治療が必要ですので医療機関を受診してください。
L-リジンに関連する参考資料
- リジン|成分と機能|キリングループ 協和発酵バイオの健康成分研究所
- Lysine: Sources, Metabolism, Physiological Importance, and Use as a Supplement – PubMed Central
- Comprehensive Safety Assessment of l-Lysine Supplementation from Clinical Studies – PubMed
- Lysine: Overview, Uses, Side Effects, Precautions, Interactions, Dosing and Reviews – WebMD