ペネグラ(ED治療薬:バイアグラ ジェネリック)
ペネグラ(Penegra)は、ED治療薬「バイアグラ」の有効成分「シルデナフィル」を100mg配合したジェネリック医薬品です。
シルデナフィルはPDE5阻害薬に分類される成分で、陰茎海綿体への血流を増加させることで勃起をサポートします。服用後約30〜60分で効果が現れ、約4〜6時間持続するとされています。1錠あたり100mg含有のため、日本での推奨用量であるシルデナフィル25〜50mgに合わせ、1回1/2錠または1/4錠に分割して服用してください。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。
ペネグラの概要
- シルデナフィル100mgを配合したED治療薬(バイアグラのジェネリック医薬品)
- 陰茎海綿体への血流を増加させ、勃起をサポート
- 服用後約30〜60分で効果が現れ、約4〜6時間持続
- 1シート4錠入り
- ザイダスライフサイエンシズが製造
ペネグラの製造元はザイダスライフサイエンシズ(Zydus Lifesciences Limited)です。ザイダスライフサイエンシズはインド・アーメダバードに本社を置く製薬企業で、インド国内でも大手に数えられる規模を有しています。世界各国に医薬品を供給しており、品質管理体制が確立された企業です。
| 商品名 | ペネグラ(Penegra) |
|---|---|
| 内容量 | 4錠 |
| 効果・効能 | 勃起不全(ED)の改善 |
| 有効成分 | シルデナフィルクエン酸塩 100mg |
| 副作用 | 頭痛、ほてり、鼻づまり、消化不良、視覚異常など |
| 形状・剤形 | フィルムコーティング錠 |
| ブランド | ザイダスライフサイエンシズ(Zydus Lifesciences) |
Atsuペネグラはバイアグラと同じ有効成分シルデナフィルを含むジェネリック医薬品ですが、1錠あたり100mgと、日本国内で承認されている上限用量(50mg)を超えて含有しています。
そのため、1錠をそのまま服用することは避けてください。
必ずピルカッターなどで1/2錠(50mg)以下に分割してから服用しましょう。
初めて使用する方は、1/4錠(25mg)から開始することをおすすめします。
ペネグラはこんな方におすすめ
- 勃起不全(ED)の症状を改善したい方
- バイアグラと同等の効果をより手頃な価格で得たい方
- 性行為時に十分な勃起が得られない方
- 勃起の維持が難しく中折れしてしまう方
- バイアグラ系(シルデナフィル)の効果を実感したことがある方
ペネグラの有効成分について
ペネグラには、PDE5阻害薬であるシルデナフィルクエン酸塩が100mg配合されています。シルデナフィルは、世界で初めて承認されたED治療成分で、バイアグラの有効成分として広く知られています。
性的刺激を受けると陰茎海綿体でcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が生成され、血管が拡張して勃起が起こります。EDの方ではPDE5という酵素がcGMPを過剰に分解してしまうため、十分な勃起を維持できません。
シルデナフィルはこのPDE5の働きを阻害することで、cGMPの分解を防ぎ、陰茎海綿体への血流を増加させて勃起をサポートします。
Atsuシルデナフィルは、性的刺激がなければ効果を発揮しません。
服用するだけで自動的に勃起するわけではなく、性的な興奮や刺激があって初めてcGMPが生成され、薬の効果が現れる仕組みです。
また、シルデナフィルは脂溶性が高い(油に溶けやすい)性質を持っています。
高脂肪食を摂った後に服用すると、食事中の脂肪に成分が取り込まれて吸収が遅れ、効果が十分に発揮されないことがあります。
服用前の食事はなるべく脂質の少ないメニューを選ぶか、空腹時の服用を心がけるとよいでしょう。
ペネグラの効果・効能
- 勃起不全(ED)の改善:陰茎海綿体への血流を増加させ、勃起の維持をサポート
シルデナフィルの効果は服用後約30〜60分で現れ、約4〜6時間持続します。効果のピークは服用後約1時間とされています。
ただし、シルデナフィルは性的刺激がなければ効果を発揮しません。服用しただけで自然に勃起が起こるものではなく、性的な興奮や刺激があって初めて効果が現れる点にご注意ください。
ペネグラの服用方法・使用方法
ペネグラは性行為の約1時間前に、水またはぬるま湯で服用します。1錠にはシルデナフィル100mgが含まれていますが、日本でのシルデナフィルの推奨用量は1回25〜50mgのため、1回1/2錠(50mg)または1/4錠(25mg)に分割して服用してください。
| 用法・用量 | 1回1/2錠または1/4錠を水またはぬるま湯で服用 |
|---|---|
| 1回の用量 | 1/2錠(シルデナフィル50mg)または1/4錠(25mg) |
| 服用タイミング | 性行為の約1時間前 |
| 服用間隔 | 24時間以上空けること(1日1回まで) |
| 食事の影響 | 高脂肪食は吸収を遅らせ、効果を弱める可能性あり |
| 食後に服用する場合 | 食後2時間以上空けるのが望ましい |
使用上の注意
- 1日の服用回数は1回までとし、次の服用まで24時間以上空けてください
- 他のED治療薬との併用はできません
- グレープフルーツジュースでの服用は避けてください(薬物代謝酵素CYP3A4を阻害し、血中濃度が上昇するおそれがあるため)
- 効果が強すぎると感じた場合は、1/4錠(25mg)での服用を検討してください
Atsuペネグラは1錠あたりシルデナフィル100mgを含有しており、日本国内の承認用量(25〜50mg)を超えています。
必ずピルカッターなどで分割し、1/2錠(50mg)以下で服用を開始してください。
初めて使用する方は1/4錠(25mg)から試すことをおすすめします。
なお、分割した残りの錠剤は、断面から湿気を吸収して品質が低下しやすくなります。
アルミホイルやラップで断面を覆い、密閉容器に入れて涼しく乾燥した場所で保管しましょう。
分割後はできるだけ早めに使い切るようにしてください。
ペネグラを効果的に使用するポイント
ペネグラの効果を十分に引き出すためには、食事やアルコールとの関係に注意することが大切です。
空腹時の服用がおすすめ
シルデナフィルは脂溶性が高いため、脂肪分の多い食事の後に服用すると成分の吸収が妨げられ、効果が弱まることがあります。十分な効果を得るためには、空腹時に服用するのが理想的です。食後に服用する場合は、食事から2時間以上空けてください。
グレープフルーツを避ける
グレープフルーツやそのジュースに含まれるフラノクマリンという成分は、肝臓の薬物代謝酵素(CYP3A4)の働きを阻害します。この影響で薬の血中濃度が通常より上昇し、副作用が強く現れるおそれがあります。
この作用は24時間以上続くため、服用予定がある場合は2日前からグレープフルーツの摂取を控えてください。
ペネグラの警告・禁忌・副作用
警告
- シルデナフィルを含むED治療薬の服用に関連して、死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系の有害事象が報告されています
- 服用前に心血管系の状態を十分に確認してください
禁忌(服用できない方)
- シルデナフィルに対してアレルギーのある方
- 硝酸剤または一酸化窒素(NO)供与剤を使用中の方(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど)
- sGC刺激剤(リオシグアト)を使用中の方
- 心血管系障害があるなど性行為が不適当と考えられる方
- 重度の肝機能障害のある方
- 低血圧の方(最高血圧90mmHg未満または最低血圧50mmHg未満)
- 治療を受けていない高血圧の方(安静時最高血圧170mmHg超または最低血圧100mmHg超)
- 最近6か月以内に心筋梗塞、脳梗塞、脳出血の既往がある方
- 網膜色素変性症の方
副作用
ペネグラで起こる可能性のある主な副作用は以下のとおりです。
- 頭痛
- ほてり、顔面紅潮
- 鼻づまり
- 消化不良、胸やけ
- めまい
- 視覚異常(視界が青みがかって見えるなど)
- 動悸
これらの副作用の多くは一時的なもので、薬の効果が切れるとともに自然に治まることがほとんどです。ただし、症状が長く続く場合や日常生活に支障が出る場合は、速やかに医療機関を受診してください。
重篤な副作用
ごくまれに、以下のような重篤な副作用が報告されています。
- 持続勃起症(4時間以上勃起が持続する状態。放置すると陰茎組織に障害が残るおそれがあるため、直ちに医療機関を受診してください)
- 心筋梗塞、心室性不整脈
- 脳出血、一過性脳虚血発作
- 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)
Atsuシルデナフィルによる頭痛やほてりは、血管拡張作用に伴うものであり、薬が正常に作用している過程で生じる症状といえます。
ほとんどの場合は軽度で、数時間以内に自然と治まるでしょう。
特にご注意いただきたいのが持続勃起症(プリアピズム)です。
4時間以上勃起が持続する場合、陰茎海綿体の組織に不可逆的な障害が生じるリスクがあります。
万が一このような症状が現れた場合は、直ちに泌尿器科など医療機関を受診してください。
ペネグラの他の薬との相互作用
併用しないこと(併用禁忌)
血圧の急降下を招く薬剤
シルデナフィルには血管拡張作用があるため、以下の薬剤と併用すると血圧が急激に低下し、重大な事態を招くおそれがあります。
- 硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど)
- sGC刺激剤(リオシグアト / アデムパス)
強力なCYP3A4阻害薬
シルデナフィルはCYP3A4で代謝されるため、CYP3A4を強く阻害する薬剤と併用すると血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがあります。
- 抗真菌薬(ケトコナゾール、イトラコナゾールなど)
- HIV治療薬(リトナビル、サキナビルなど)
併用に注意すること
以下の薬剤との併用は禁忌ではないものの、作用が増強されるおそれがあるため注意が必要です。
- 降圧剤(アムロジピンなど):血圧が過度に低下するおそれがあります
- α遮断剤(ドキサゾシン、タムスロシンなど):起立性低血圧を招くことがあります
- CYP3A4阻害薬(エリスロマイシン、シメチジンなど):血中濃度が上昇するおそれがあります
- カルペリチド:併用により血圧が低下するおそれがあります
ペネグラの注意事項
- 本製品は成人男性専用です(女性は服用できません)
- 他のED治療薬(タダラフィル、バルデナフィルなど)との併用はできません
- 視覚異常(視界が青みがかる、光がまぶしく感じるなど)が現れた場合は服用を中止してください
- 4時間以上勃起が続く場合は、直ちに医療機関を受診してください
- 高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管してください
- こどもの手の届かない場所に保管してください
ペネグラのよくある質問
ペネグラは1錠そのまま飲んでもいいですか?
1錠をそのまま服用すると、シルデナフィルの推奨用量を超えてしまいます。日本でのシルデナフィルの推奨用量は1回25〜50mgのため、1錠を半分に割って1/2錠を服用してください。
効果が強すぎると感じた場合は、1/4錠(25mg)に減量することも可能です。
バイアグラと同じ効果が期待できますか?
ペネグラにはバイアグラと同じ有効成分シルデナフィルが配合されています。ジェネリック医薬品は先発薬と同一の有効成分を同じ含有量で製造しているため、同等の効果が期待できます。
ただし、添加物や製剤特性は製造元によって異なる場合があります。
食事の影響はありますか?
脂肪分の多い食事は、シルデナフィルの吸収を妨げて効果の発現を遅らせることがあります。
十分な効果を得るためには空腹時の服用が望ましいです。食後に服用する場合は、食事から2時間以上空けてください。
どのような副作用がありますか?
主な副作用として、頭痛、ほてり、鼻づまり、消化不良などが報告されています。これらはいずれも一時的で、多くの場合は薬の効果が切れるとともに自然に治まります。
ただし、4時間以上の勃起が続く場合や、胸の痛み、視力の急激な低下が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。
ペネグラに関連する添付文書等の参考資料
ペネグラの有効成分(シルデナフィル)に関する参考資料を以下に掲載します。