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パルモプレス
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パルモプレス
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
シアリスのジェネリックで、タダラフィル20mg配合のED治療薬。最大36時間にわたり効果が持続し、服用タイミングを気にせず使用できます。

パルモプレス

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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パルモプレス(ED治療薬:シアリス ジェネリック)

パルモプレスは、シアリスのジェネリック医薬品であり、勃起不全(ED)治療のための有効成分タダラフィル20mgを含有する治療薬です。

タダラフィルはPDE5阻害薬に分類され、最大36時間の持続効果を持つことから「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。食事の影響を受けにくい点も、他のED治療薬にはないメリットです。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

パルモプレスの概要

  • シアリスと同一の有効成分タダラフィル20mgを含有するジェネリック医薬品
  • 最大36時間の持続効果により、服用タイミングに縛られにくい
  • 食事の影響を受けにくく、服用の自由度が高い
  • インドの大手製薬企業シプラ製

パルモプレスの製造元はインドのシプラ(Cipla)です。シプラは1935年に設立された世界有数のジェネリック医薬品メーカーであり、WHO(世界保健機関)の事前認証を取得した医薬品を多数製造しています。高品質な医薬品を手頃な価格で提供する企業として、国際的に高い信頼を得ています。

商品名パルモプレス
内容量15錠
効果・効能勃起不全(ED)の改善
有効成分タダラフィル 20mg
副作用・頭痛
・ほてり(潮紅)
・消化不良
・背部痛
・筋肉痛
・鼻閉
形状・剤形錠剤
ブランドシプラ(Cipla)

パルモプレスはこんな方におすすめ

  • シアリスと同等の効果をより手頃な価格で求めている方
  • ED治療薬の効果を長時間持続させたい方
  • 食事のタイミングを気にせず服用したい方
  • 服用のタイミングに縛られず、自然な流れで性行為に臨みたい方

パルモプレスの有効成分について

パルモプレスの有効成分はタダラフィル(Tadalafil)で、PDE5阻害薬に分類される薬剤です。先発薬シアリスと同一の成分を含有しています。

勃起は、性的刺激に応じて陰茎海綿体内のcGMP(環状グアノシン一リン酸)が増加し、血管平滑筋が弛緩して血流が増えることで生じます。タダラフィルは、このcGMPを分解する酵素「PDE5」の働きを阻害することでcGMP濃度を維持し、十分な勃起の持続を助けます。ただし、タダラフィル自体が直接勃起を引き起こすわけではなく、あくまで性的刺激が加わって初めて効果を発揮する仕組みです。

タダラフィルの大きな特徴は、半減期が約14〜15時間と長い点にあります。この薬物動態上の特性により、シルデナフィルやバルデナフィルといった他のPDE5阻害薬と比べて、効果の持続時間が大幅に長くなっています。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

タダラフィルの最大の利点は、食事の影響を受けにくい点です。シルデナフィル(バイアグラ系)は高脂肪食後に吸収が遅れ、効果の発現が大幅に遅くなることがあります。一方、タダラフィルは食事による吸収速度への影響が少ないため、食事のタイミングを気にせず服用できます。

ただし、過度な飲酒は血圧低下を助長するおそれがあるため、飲酒量は適度にとどめるようにしてください。

パルモプレスの効果・効能

パルモプレスは、以下の症状に対して効果が期待できます。

  • 勃起不全(ED)の改善

タダラフィル20mgを服用した場合、約30分〜1時間で効果が発現し、約3時間で血中濃度がピークに達します。FDA添付文書によると、効果は最大36時間持続するとされています。

国内の臨床試験では、タダラフィル20mgを服用した方の約81%にEDの改善が認められています。また、タダラフィルは性的刺激があった場合にのみ効果を発揮するため、不意の勃起が起こる心配はありません。

パルモプレスの服用方法・使用方法

1回の用量1錠(20mg)
1日の服用回数1回
服用間隔24時間以上
服用するタイミング性行為の約1時間前

使用上の注意

  • 水またはぬるま湯で服用してください
  • 1日1回を超えて服用しないでください
  • 前回の服用から24時間以上の間隔を空けてください
  • 初めて服用される方は、半錠(10mg)から開始して効果と副作用を確認されることをおすすめします
  • 高脂肪食の直後は効果発現が遅れる場合があります
  • グレープフルーツジュースとの併用は、タダラフィルの血中濃度を上昇させる可能性があるため避けてください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

パルモプレスは効果の持続時間が長いため、性行為の数時間前に余裕をもって服用しておくのがよいでしょう。効果のピークは服用後約3時間ですが、それ以降も十分な効果が持続するため、時間に追われることなく自然な流れでパートナーとの時間を楽しむことができます。

なお、前回の服用から必ず24時間以上の間隔を空けてください。

パルモプレスと他のED治療薬の違い

ED治療薬にはタダラフィルのほかに、シルデナフィル(バイアグラ系)やバルデナフィル(レビトラ系)があります。それぞれ異なる特徴を持っているため、ご自身の生活スタイルに合った薬剤を選ぶことが大切です。

特徴パルモプレス
(タダラフィル)
バイアグラ系
(シルデナフィル)
レビトラ系
(バルデナフィル)
持続時間最大36時間約4〜6時間約5〜10時間
効果発現約30分〜1時間約30分〜1時間約15〜30分
食事の影響受けにくい受けやすいやや受けやすい
主な特徴長時間持続で自然なタイミングを取りやすい世界初のED治療薬として豊富な使用実績即効性が比較的高い

タダラフィルの最大の強みは、持続時間の長さにあります。服用のタイミングを厳密に計る必要がなく、自然な流れで性行為に臨めるのが特徴です。

一方、シルデナフィルやバルデナフィルは持続時間が短い反面、効果のピークが明確なため、タイミングを合わせやすいという利点もあるでしょう。

パルモプレスの警告・禁忌・副作用

警告

  • 心血管系に重篤な疾患を有する方は、性行為自体が心臓に負担をかけるため、服用前に必ず医師に相談してください
  • 過去6か月以内に脳卒中や心筋梗塞を起こした方は服用すべきではありません
  • 低血圧(収縮期血圧90mmHg未満)またはコントロール不良の高血圧の方は服用を避けてください

禁忌

以下に該当する方は、パルモプレスを服用すべきではありません

  • タダラフィルに対して過敏症の症状がある方
  • 硝酸薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)を使用中の方
  • リオシグアト(アデムパス)を使用中の方
  • 重度の肝機能障害を有する方
  • 網膜色素変性症と診断された方

副作用

タダラフィルの主な副作用として、以下の症状が報告されています。

  • 頭痛(国内臨床試験で約11%)
  • ほてり・潮紅
  • 消化不良・胃部不快感
  • 背部痛
  • 筋肉痛
  • 鼻閉

これらの副作用は一過性であり、薬の効果が消失するとともに改善する場合がほとんどです。

重篤な副作用

頻度はまれですが、以下の重篤な副作用が報告されています。

  • 持続勃起症(プリアピズム):4時間以上勃起が持続する場合は、陰茎の組織損傷につながる恐れがあるため、直ちに医療機関を受診してください
  • 突発性難聴:急な聴力の低下や耳鳴りが生じた場合は、服用を中止し医師に相談してください
  • 視覚障害:急な視力低下、色覚異常などが生じた場合は、速やかに受診してください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

頭痛やほてりなどの軽度な副作用は、タダラフィルの血管拡張作用に伴うもので、多くの場合は一時的です。

一方、4時間以上勃起が持続する持続勃起症は、放置すると陰茎の組織損傷につながるおそれがあるため、直ちに医療機関を受診してください。

また、視覚や聴覚に異常を感じた場合も、服用を中止したうえで早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

パルモプレスの他の薬との相互作用

併用しないこと

硝酸薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)

硝酸薬はNO(一酸化窒素)を介してcGMPを増加させる薬剤です。タダラフィルとの併用により、cGMPの過剰な増加が起こり、重篤な低血圧やショックを引き起こす危険性があります。

  • 硝酸薬を使用中の方は、パルモプレスを絶対に服用しないでください
  • 狭心症の治療で硝酸薬を使用している方は特に注意が必要です

リオシグアト(アデムパス)

リオシグアトは可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬であり、cGMPの産生を促進します。タダラフィルとの併用は、硝酸薬と同様に過度な血圧低下を引き起こすリスクがあります。

  • 肺動脈性高血圧症の治療でリオシグアトを服用中の方は併用を避けてください

併用に注意すること

α遮断薬(タムスロシン、ドキサゾシン等)

α遮断薬は血管を拡張させる作用があるため、タダラフィルとの併用により血圧が過度に低下するリスクがあります。

  • 起立性低血圧(立ちくらみ、めまい)に注意してください
  • α遮断薬の服用が安定してから、タダラフィルを少量で開始することが望ましいでしょう

CYP3A4阻害薬(ケトコナゾール、イトラコナゾール等)

タダラフィルは肝臓のCYP3A4酵素で代謝されます。CYP3A4の働きを阻害する薬剤との併用により、タダラフィルの血中濃度が上昇し、副作用のリスクが高まる可能性があります。

  • 抗真菌薬(ケトコナゾール、イトラコナゾール)やHIV治療薬(リトナビル)を服用中の方は注意が必要です
  • これらの薬剤を服用中の場合は、タダラフィルの減量を検討してください

降圧薬

降圧薬は血圧を下げる作用があるため、タダラフィルの血管拡張作用と相まって血圧が低下する場合があります。

  • 複数の降圧薬を服用中の方は、服用前に医師に相談してください
  • めまいやふらつきを感じた場合は、服用を中止し医師に相談してください

パルモプレスの注意事項

  • パルモプレスはED(勃起不全)治療を目的とした薬剤であり、性感染症を予防する効果はありません
  • 他のED治療薬(シルデナフィル、バルデナフィル等)との併用は避けてください
  • 服用後にめまいや視覚障害が生じる場合があるため、車の運転や機械の操作には注意が必要です
  • 65歳以上の方は薬剤の代謝が遅くなる場合があるため、少量から開始することが望ましいでしょう
  • 未開封の状態で直射日光・高温多湿を避け、室温で保管してください
  • 小児の手の届かない場所に保管してください

パルモプレスのよくある質問

パルモプレスとシアリスの違いは何ですか?

パルモプレスはシアリスのジェネリック医薬品であり、有効成分・用量ともにシアリスと同一です。製造元が異なるため、先発薬のシアリスと比較して手頃な価格で入手できるのが最大のメリットといえるでしょう。効果や安全性に関する基本的な特性はシアリスと同等です。

パルモプレスは食事の影響を受けますか?

タダラフィルは食事の影響を受けにくいED治療薬です。通常の食事であれば、効果への影響はほぼありません。ただし、極端に脂肪分の多い食事は吸収に影響を与える場合があるため、高脂肪食は控えることをおすすめします。

パルモプレスの効果はどのくらい持続しますか?

FDA添付文書によると、タダラフィルの効果は最大36時間持続するとされています。このため、タダラフィルは「ウィークエンドピル」とも呼ばれ、金曜の夜に服用すれば日曜まで効果が持続するとされています。ただし、効果の持続時間には個人差があります。

パルモプレスは毎日服用する薬ですか?

パルモプレス20mgは必要な時にのみ服用する薬であり、毎日定期的に服用するものではありません。性行為の約1時間前に1錠を服用し、次の服用まで24時間以上の間隔を空けてください。

なお、海外では低用量(2.5mg・5mg)のタダラフィルが毎日服用型として承認されています。日本国内でもタダラフィルは、肺動脈性肺高血圧症の治療薬「アドシルカ」や、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬「ザルティア」として処方薬の承認を受けていますが、パルモプレス20mgはあくまで頓服での使用を前提とした薬剤です。

パルモプレスに関連する添付文書等の参考資料

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