私が幼少時に過ごした昭和40年代の東京都町田市小山町は、まだ京王線は開通しておらず、現在の小山内裏公園は未整備で戦車道路と呼ばれ、のどかな田園風景がまだまだ残っておりました。
また養蚕業は既に衰退し、数こそ減らしていたものの、まだ健在で桑都八王子と横浜港を結ぶ、栄華を極めた鑓水商人達が闊歩した日本のシルクロードと称された絹の道の面影を偲ぶ事が出来ました。遠く丹沢山系を仰ぎ見、多摩丘陵の豊かな里山の自然の中で育った私は、開業医である父と現在も事務兼看護師として私を支えてくれる母が昼夜を分かたず、献身的に医療に取り組む姿勢を見て、医師になる決心を固めました。
その後獨協医科大学を卒業し、獨協医科大学越谷病院呼吸器内科で呼吸器、アレルギー疾患を主に内科一般を学び、徳洲会病院や東京医大八王子医療センターで小児科や皮膚科領域に於いても臨床経験を積んでまいりました。私がこれまで医師として培ってきた経験が、故郷である多摩・相模原を中心とした地域の医療に、微力ながら貢献出来れば、私の望外の喜びであります。