FAGAセルフチェック|女性の薄毛リスクを13の質問で簡単診断

「最近、抜け毛が増えた気がする」「分け目が目立つようになった」。そんな症状に心当たりはありませんか?女性の薄毛は主に「びまん性脱毛症」と呼ばれ、その中でもFAGA(女性男性型脱毛症)が原因となっているケースが多いとされています。

この記事では、FAGAの可能性を確認するための13のセルフチェック項目とその解説、さらにFAGAと間違えやすい他の脱毛症との違いについても詳しく紹介します。

目次

FAGAセルフチェック|13の質問

以下の質問に「はい」または「いいえ」で回答し、当てはまる項目がいくつあるか確認してみましょう。特にQ10〜Q12に該当する場合は、FAGAの可能性が高いとされています。

番号質問内容重要度
Q1食事や運動、睡眠など生活習慣が乱れている
Q2家庭や仕事など、日頃からストレスを感じている
Q3抜け毛が以前と比べて増えてきた
Q4カラーリングやパーマをしている
Q5部分的な脱毛症がいきなり現れた※別疾患
Q6頭皮が脂っぽく、フケが多い※別疾患
Q7頭皮の一部が赤くなり、かゆみがある※別疾患
Q8普段から髪の毛を結ぶことが多い※別疾患
Q9最近、出産をした※一時的
Q10細くて弱々しい髪質に変化してきた★★★
Q11以前と比べて頭頂部や分け目が目立つようになってきた★★★
Q12髪全体が薄くなり頭皮が見えるようになってきた★★★
Q13ダイエットをしていた、もしくはダイエット中だ

※このセルフチェックは医師の診断に代わるものではありません。参考としてご利用ください。

チェック結果の見方

Q10〜Q12に該当する場合:FAGAの可能性が高い

Q10(髪質の変化)、Q11(分け目の変化)、Q12(頭皮の透け)に当てはまる場合は、FAGAを発症している可能性があります。これらはFAGAの典型的な症状であり、髪全体が均一に薄くなっていくのが特徴です。

さらにQ1〜Q4やQ13にも複数該当している場合は、生活習慣やストレスがFAGAの進行を加速させている可能性があるため、早めに専門の医療機関を受診することをおすすめします。

Q10〜Q12に該当しない場合:現時点ではFAGAの可能性は低い

今のところFAGAを発症している可能性は低いと考えられます。ただし、今後、細い毛が抜けるようになったり髪質が柔らかくなってきた場合はFAGAを疑う必要があります。定期的にセルフチェックを行い、変化に気づけるようにしておきましょう。

FAGAと間違えやすい他の脱毛症

Q5〜Q9に該当する場合は、FAGA以外の脱毛症が原因となっている可能性があります。それぞれの特徴と対処法を確認しておきましょう。

円形脱毛症(Q5に該当)

部分的な脱毛がいきなり現れた場合は、円形脱毛症を発症している可能性があります。原因としてはストレス、免疫の異常、体質などが挙げられます。FAGAとは異なり局所的に髪が抜けるのが特徴であり、早期に治療を受けることで改善が期待できます。

脂漏性脱毛症(Q6に該当)

頭皮が脂っぽくフケが多い場合は、脂漏性皮膚炎による「脂漏性脱毛症」を発症している可能性があります。皮脂の過剰分泌が頭皮環境を悪化させ、炎症や脱毛を引き起こします。皮膚科で医師による診察を受けることをおすすめします。

頭皮の炎症(Q7に該当)

頭皮の一部が赤くなりかゆみがある場合は、何らかの皮膚疾患が脱毛の原因となっている可能性があります。自己判断で放置せず、医師の診察を受けましょう。

牽引性脱毛症(Q8に該当)

ポニーテールやお団子など髪を引っ張るようなヘアスタイルの頻度が高いと、毛髪と頭皮に負担がかかり「牽引性脱毛症」を発症することがあります。ヘアスタイルを変えることで改善する場合もありますが、頭皮が見える状態や症状が長期化している場合は医師への相談が必要です。

分娩後脱毛症(Q9に該当)

出産後はホルモンバランスが乱れやすく、ヘアサイクルにも影響が出ることから「分娩後脱毛症」を発症する場合があります。一般的には産後直後から始まり、およそ半年〜1年程度で症状が収まるとされています。ただし、産後の育児ストレスにより脱毛症状が長引いたり、円形脱毛症を併発することもあるため、気になる場合は医師に相談しましょう。

FAGAとは?原因とメカニズム

FAGA(Female Androgenetic Alopecia)は女性男性型脱毛症の略で、別名「びまん性脱毛症」とも呼ばれます。男性のAGAとは異なり、特定の部位だけでなく髪全体が均一に薄くなっていくのが特徴です。

FAGAの主な原因はホルモンバランスの乱れにあります。女性の体内にも男性ホルモンは存在しており、加齢・ストレス・過度なダイエット・睡眠不足などによって女性ホルモンが減少すると、男性ホルモンの影響が相対的に強まり脱毛症状が現れます。

FAGAが疑われる場合の対処法

  • 専門の医療機関を受診する:薄毛治療を専門とするクリニックや皮膚科で正確な診断を受ける
  • 生活習慣を見直す:バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がける
  • ストレス管理を行う:ストレスはホルモンバランスの乱れを悪化させる大きな要因
  • 過度なダイエットを避ける:極端な食事制限は栄養不足を招き、髪の成長に悪影響を及ぼす

まとめ

FAGAは女性に多くみられる進行性の脱毛症であり、早期に気づいて適切な対処を行うことが重要です。今回紹介した13のセルフチェック項目を活用し、自分の状態を定期的に確認しましょう。

特にQ10〜Q12に当てはまる方は、できるだけ早い段階で専門の医療機関に相談することをおすすめします。薄毛の悩みをひとりで抱え込まず、専門家の力を借りることが改善への第一歩です。

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本記事の監修者・執筆者

メドノア編集部が監修・執筆。
記事により薬剤師による執筆、また、適宜、医療系国家資格を有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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