ステンドラとは?最速15分で効く第4世代ED治療薬の効果・副作用・注意点を解説

ステンドラは、アメリカのVivus社が製造・販売する第4世代のED治療薬です。元々は日本の田辺三菱製薬が開発した薬剤で、2012年にFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けています。

この記事では、ステンドラの有効成分・作用時間・副作用・服用時の禁忌や注意点・ジェネリック情報まで解説します。

目次

ステンドラとは

ステンドラは、アメリカのカリフォルニア州に本社がある製薬企業Vivus社が製造・販売しているED治療薬です。ザイデナと同様に第4世代の治療薬とされています。

元々は日本の田辺三菱製薬が「副作用が少なくて即効性のあるED治療薬」として開発していたもので、世界での製造・販売の権利をVivus社が譲渡され、2012年にアメリカのFDAに認可を受けて販売されています。

バイアグラやレビトラなどの後を受けて開発されたこともあり、従来のED治療薬のメリットを向上させてデメリットを抑えた新世代のED治療薬として、世界各国で愛用されています。

ステンドラは薄い黄色の楕円形の錠剤で、成分量は50mg・100mg・200mgの3種類が用意されています。

ステンドラの有効成分

ステンドラの有効成分はアバナフィルです。バイアグラなどと同様に、勃起を阻害するPDE5という酵素を阻害し、海綿体等にある平滑筋肉のcGMPを増加させて勃起を促す作用があります。

ステンドラは従来のED治療薬のメリットを活かして改良されているため、以下の特徴を兼ね備えています。

  • バイアグラと同程度の勃起力
  • レビトラと同じくらいの即効性
  • 食事の影響を非常に受けにくい

ステンドラの作用時間

ステンドラはレビトラ並みに即効性があり、服用してから15〜30分程度で効果を実感できるとされています。性行為の30分〜1時間前くらいまでに服用すると効果を得やすいでしょう。

効果発現服用後15〜30分
持続時間3〜6時間
投与間隔24時間以上

次のステンドラ服用までに24時間以上は間隔をあけるようにしてください。

ステンドラの副作用

ステンドラも他のED治療薬と同じく副作用が比較的出にくいとされていますが、一部の方には副作用があらわれることもあります。

副作用症状
顔のほてり顔全体に赤みが出て熱く感じる
目の充血血管拡張により白目が赤くなる
頭痛他のED治療薬と同様にあらわれやすい
動悸血管拡張作用による

これらの症状はステンドラの効果が弱くなるにつれて自然に消えていくため、必要以上に心配する必要はありません。副作用が気になる方はクリニックの医師に相談してください。

ステンドラ服用時の注意点

ステンドラは他のED治療薬と比べて食事の影響を受けにくいとされていますが、空腹時の服用がより効果的です。軽い食事ならば問題ありませんが、焼肉やラーメンなどの高カロリーな食事では成分の吸収が妨げられ、十分な効果が得られない可能性があります。

ステンドラを服用してから30分程度経過し、十分に成分が体に吸収された後であればどのような食事をしても効果に影響はないとされています。

服用できない方(禁忌)

以下に該当する方はステンドラを服用できません。

  • 今までにステンドラを服用してアレルギーを起こした方
  • 重度の肝機能障害の方
  • 腎機能障害の方
  • 人工透析を行っている方
  • 最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血を起こしたことのある方
  • 最近6カ月以内に心筋梗塞もしくは心臓の手術をしたことのある方
  • 低血圧の方(最大血圧90mmHg未満または最小血圧50mmHg未満)
  • 治療による管理がされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧170mmHg以上、または最小血圧100mmHg以上)
  • 多発性骨髄腫や白血病などの血液細胞に障害のある方

併用注意の医薬品

禁止ではありませんが、併用する場合は医師や薬剤師に相談が必要な医薬品は以下のとおりです。

  • 中程度のCYP3A4阻害剤
  • CYP3A4誘導剤
  • 降圧薬

上記の医薬品以外にも、グレープフルーツやその果汁は体内の代謝酵素CYP450 3A4を阻害する作用があるため、併用する場合は医師に相談してください。

ステンドラジェネリック

ステンドラは特許権が満了を迎えたため、世界各国の製薬会社からジェネリック薬「アバナフィル錠」が製造・販売されています。ステンドラよりも安価で同じ効果が得られるため人気があります。

ただし、日本国内ではステンドラ自体が未承認のED治療薬のため、ネット通販や個人輸入が主な入手手段となっています。しかしED治療薬のネット購入や個人輸入は偽造品や粗悪品が非常に多いのが実情です。

日本国内でもステンドラやそのジェネリックを取り扱っている少数のクリニックが存在するため、そうしたクリニックで処方してもらうことをおすすめします。

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本記事の監修者・執筆者

メドノア編集部が監修・執筆。
記事により薬剤師による執筆、また、適宜、医療系国家資格を有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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