彼氏がたたないことで泣いてしまうのは自然な感情
パートナーとの親密な時間に、彼氏がたたないという状況に直面すると、「自分に魅力がないのではないか」「嫌われているのかも」と不安になり、思わず泣いてしまうことがあります。
しかし、この感情は決しておかしなことではありません。パートナーとの身体的なつながりを大切にしているからこそ、その期待が叶わないときに悲しみや不安を感じるのはごく自然な反応です。
大切なのは、この状況を「自分のせい」や「二人の終わり」と捉えるのではなく、正しい知識をもとに冷静に向き合うことです。この記事では、彼氏がたたない原因や女性側の心理、そして二人で乗り越えるための具体的な方法を解説します。
泣きたくなる女性の心理とは
彼氏がたたないことで泣いてしまう背景には、いくつかの心理的要因があります。
「自分に魅力がない」と感じてしまう
最も多いのが、自分の容姿や女性としての魅力に原因があるのではないかという不安です。しかし、ED(勃起不全)は男性の身体的・心理的な要因によって起こるものであり、パートナーの魅力とは無関係なケースがほとんどです。
20代〜30代の男性でもEDの症状が現れることは珍しくありません。実際に、ED治療の専門クリニックには若い世代の男性も多く来院しています。
「愛されていない」という恐怖
性的な行為は愛情表現のひとつと捉える方も多いため、それがうまくいかないと「もう愛されていないのではないか」と感じてしまいます。
しかし、EDは愛情の有無とは関係なく起こり得る症状です。むしろ「彼女を喜ばせたい」というプレッシャーが原因でたたなくなるケースもあります。
将来への不安
結婚や子どもを考えているカップルにとっては、将来設計に関わる深刻な問題として捉えてしまうこともあります。しかし、EDは適切な治療を受ければ改善できる場合がほとんどです。
彼氏がたたない原因とは
EDの原因は大きく分けて以下の4つに分類されます。
心因性ED
仕事のストレスや人間関係の悩み、過去の失敗体験によるプレッシャーなどが原因で起こるEDです。特に20代〜30代の若い男性に多く見られます。
「次こそうまくいかなかったらどうしよう」という不安が悪循環を生み、症状が悪化することもあります。パートナーの前で「たたなかった」経験がトラウマになっているケースも少なくありません。
器質性ED
動脈硬化や糖尿病、高血圧などの生活習慣病が原因で血流が悪化し、勃起に必要な血液が十分に陰茎に流れ込まなくなる状態です。加齢とともにリスクが高まりますが、若い方でも生活習慣の乱れによって発症するケースがあります。
混合性ED
心因性と器質性の両方の原因が重なって発症するタイプです。実際にはこのパターンが最も多いといわれています。
薬剤性ED
抗うつ薬や降圧剤などの服用中の薬の副作用によって起こるEDです。心当たりがある場合は、処方医に相談することで改善の可能性があります。
彼氏がたたないときにやってはいけない対応
パートナーがたたないとき、女性側の対応によって状況が良くも悪くもなります。以下の対応は逆効果になりやすいため注意しましょう。
泣いたり責めたりする
泣いてしまうのは自然な感情ですが、彼の前で泣いたり責めたりすると、彼にとって大きなプレッシャーになります。「自分のせいで彼女を泣かせてしまった」という罪悪感が、次回以降のパフォーマンスにも悪影響を及ぼし、心因性EDを悪化させる可能性があります。
「私のせい?」と繰り返し聞く
何度も原因を問い詰めると、彼は追い込まれてしまいます。EDの原因はパートナーの魅力とは無関係であることがほとんどです。繰り返し聞くことで、二人の関係にぎくしゃくした空気が生まれかねません。
無理に行為を求める
たたない状態で無理に行為を進めようとすると、男性にとっては非常につらい時間になります。焦らずに、お互いのペースを尊重することが大切です。
二人で乗り越えるための具体的な方法
まずは落ち着いて受け止める
たたなかったとき、その場では「大丈夫だよ」「気にしないで」と声をかけるだけで十分です。彼自身も内心では動揺していることが多いため、パートナーが穏やかに受け止めてくれるだけで気持ちが楽になります。
性行為以外のスキンシップを大切にする
手をつなぐ、ハグをする、マッサージをし合うなど、性行為に限定しないスキンシップを増やしましょう。身体的な触れ合いを通じてお互いの安心感が育まれ、心因性EDの改善にもつながります。
タイミングをずらして話し合う
行為の直後ではなく、リラックスした日常の中で穏やかに話し合うのがポイントです。「責めている」と感じさせないよう、「私たち二人の問題として一緒に考えたい」という姿勢で伝えましょう。
生活習慣の改善を一緒に取り組む
EDの改善には適度な運動・十分な睡眠・バランスの良い食事・禁煙が効果的です。パートナーと一緒にウォーキングを始めたり、食生活を見直したりすることで、健康的な生活習慣が身につきます。
専門のクリニックへの受診を提案する
EDは医療機関で適切な治療を受ければ、多くの場合改善が期待できます。ED治療の専門クリニックでは、問診のみで薬を処方してもらえることがほとんどです。
触診や陰部の確認は行われませんので、その点を伝えることで彼のハードルも下がるかもしれません。最近ではオンライン診療に対応したクリニックも増えており、自宅から受診できる環境が整っています。
提案する際は「行ってきたら?」ではなく、「一緒に調べてみない?」「私も付き添うよ」という寄り添う姿勢で伝えると、彼も受け入れやすくなります。
ED治療薬について知っておきたいこと
現在、日本国内で処方されているED治療薬は主に3種類あります。
- バイアグラ(シルデナフィル):最も知名度の高いED治療薬。服用後30分〜1時間で効果が発現し、約4〜5時間持続します
- レビトラ(バルデナフィル):即効性が特徴で、食事の影響を受けにくいタイプです
- シアリス(タダラフィル):最大36時間と効果の持続時間が長く、服用のタイミングに縛られにくいのが魅力です
いずれも医師の処方が必要な医薬品であり、ED治療の専門クリニックや泌尿器科で処方を受けられます。市販薬やインターネットで購入できる非正規品は偽造品のリスクがあるため、必ず医療機関で処方してもらいましょう。
一人で抱え込まないで
彼氏がたたないことで泣いてしまうほど悩んでいるなら、まず知ってほしいのは「あなたのせいではない」ということです。EDは多くの男性が経験し得る症状であり、適切な対処や治療で改善できるケースがほとんどです。
大切なのは、この問題を「彼だけの問題」や「自分のせい」にしないこと。二人の問題として一緒に向き合い、お互いを思いやりながら解決策を探していくことで、パートナーシップはより深まります。
一人で抱え込まずに、まずは二人で話し合うことから始めてみてください。