ティアさん(46歳・男性)

最近、シアリスを服用し始めたのですが、シアリスを飲むと普段よりも妙に光がまぶしいと感じるようになりました。顔がほてったり、頭痛がしたりという副作用が出るかもというようなことは知っていたのですが、光に過敏になるというのは副作用なのか、健康被害なのか判断できなかったので、シアリスを処方してもらったクリニックに相談をしました。

シアリス服用の副作用の一つとして、通常よりも光がまぶしく感じる症状があるそうです。シアリス服用後にそのまま光に過敏になっている状態が続いていると危険らしいのですが、私はシアリスを飲んで数時間で副作用が無くなっていたので特に問題はないそうです。

光への過敏に加えて、シアリスの副作用としていくつかの視覚異常も起きることがあるそうです。私のように光に過敏に反応して常にまぶしいと感じたり、常に青いサングラスをかけているように感じたり、青と緑の色彩の判別ができなくなるといった症状もあるとか。
これらの症状も大抵の場合はシアリスが作用している4~6時間で症状が治まるので特に気にしなくて問題ないそうです。ただし長時間症状が治らなかったり、著しい視力の低下が起きた場合は、すぐにシアリスの服用を止めて、眼科専門医の診察を受けてください。

これらの視覚異常以外にも、シアリス服用で起きる可能性のある副作用はいくつかあるそうなので、せっかくなので少しご紹介したいと思います。

シアリスには「顔のほてり」「目の充血」「頭痛」「動悸」「胸焼け」などの副作用があることが確認されています。中でもお酒を飲んだ時のような「顔のほてり」や「頭痛」は服用した方のほとんどに表れる症状ですが、シアリス自体に血管の拡張作用があるため、特に心配する症状ではなく、シアリスの効果が出始めたサインと思えば良いそうです。

他にも鼻づまりを起こしたりなどの症状が出る人もいるそうですが、シアリスが作用している20~36時間前後内でこれらの症状が治まれば特に問題視することはありません。しかし長期的なシアリスの服用を行い、眼に影響があらわれている人は、一度眼科検診も含めて医師に相談をお願いいたします。

顔のほてり

シアリスの血管拡張効果によって血液の循環が促進され、顔全体に赤みを帯びて、熱く感じる症状です。お酒を飲んだ時に顔が赤くなるような人は、シアリス服用時も同じ傾向にあるようです。

頭痛

普段、お酒を飲むと頭痛が起こる方は、シアリスを服用すると同じように頭痛を発症する可能性が高いといわれています。もし頭痛等がひどい場合はロキソニンなどの市販の頭痛薬を一緒に服用すればいいそうです。

動悸

シアリスの作用によって身体の血管が拡張し、ポンプである心臓の動きが多少激しくなり、普段よりも動悸を感じることがあります。自分に心臓の大きな疾患などがなければ、この程度の動悸は特に心配する必要はありませんが、シアリスの作用時間を超えても動悸が治まらない場合は医師の診察を受ける必要があります。

胸焼け

シアリスが稀に男性器の海綿体平滑筋以外の平滑筋を弛緩させる作用が原因で胸焼けを起こす人もいるそうです。胃にあるものが食道に逆流しないように働きかけている平滑筋が弛緩されることで、胃酸が逆流気味になり、胸やけなどの胃の不快感といった症状が出てしまいます。胸焼けや逆流性食道炎、胃の不快感などの症状が起こった場合は、市販の胃腸薬や胃酸を抑える薬などを服用して問題ありません。ED治療薬の不要直後に胃腸の不快感を感じる人は、ED治療薬と同時に胃腸薬などを服用すると効果的らしいです。

重篤な副作用

中には、症例自体は少ないものの、シアリスを服用したことで重篤な副作用を発症した事例も存在しているようです。最悪の場合は心筋梗塞など死につながる重篤な発症例もあり、もしシアリスを服用してから上記以外の症状が表れた場合は、即座にシアリスの服用を止め、医師に相談して診察を受けるようにしてください。

持続勃起症

プリアピズムと呼ばれる、4時間以上も痛みを伴う勃起状態が続くという持続勃起症を発症した事例も海外ですが確認されています。白血病などの血液関係の疾患を持つ人に起こりやすい副作用といわれています。持続勃起症を放置していると陰茎組織損傷や勃起機能の喪失などの後遺症が残る可能性が高いため、万が一シアリス服用後にそういった症状が起きた場合は即座に医師の診断を仰いでください。

こういった副作用を抑える対処法として、普段よりもシアリスの有効成分の用量を減らして服用してみるのも良いそうです。普段は20mg錠を服用しているけれど、頭痛や胸焼けが起こってしまうという人は10mg錠に変更してみるなど、出来る範囲内で試してみるといいかもしれません。
しかし副作用が起こり、症状が改善しなかったり、不安になるようなら、すぐに医療機関に相談するのが良いと思います。放っておくと命に関わることもあるので、面倒くさがらずに先生に色々聞いてみましょう。私は色々質問攻めして、自分が納得・安心した上で薬を飲むようにしています。

※あくまでも個人の感想であり、効果には個人差があります。