ジェネリックバイアグラの気になる価格を徹底解説

ED治療を検討する際、多くの方が気になるのが「いくらかかるのか」という費用の問題です。ED治療は自由診療(保険適用外)のため、薬代は全額自己負担となります。

「保険が効かない=高額」というイメージから、治療の第一歩を踏み出せない方が少なくありません。しかし、ジェネリックバイアグラの登場により、ED治療のコストは大きく下がっています。

この記事では、ED治療薬の価格相場を整理し、ジェネリックバイアグラを活用した賢い治療費の抑え方を解説します。

目次

ED治療が保険適用外である理由

ED治療薬は「生活改善薬」に分類されており、命に直接関わる治療ではないという位置づけから、健康保険の適用対象外となっています。そのため、診察料・薬代ともに全額自己負担です。

ただし、2022年4月から不妊治療の一環としてED治療薬が保険適用となるケースも出てきています。対象となるのは「男性不妊」と診断された場合に限られるため、一般的なED治療では引き続き自由診療となります。

先発ED治療薬の価格相場

まずは基準となる先発ED治療薬の価格を確認しましょう。クリニックによって価格は異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

薬剤名規格1錠あたりの相場特徴
バイアグラ・25mg
・50mg
・約1,300〜1,500円
・約1,500〜2,000円
・最も歴史がある
・即効性が高い
・効果持続:約4〜5時間
レビトラ・10mg
・20mg
・約1,500〜2,000円
・約2,000〜2,500円
・食事の影響を受けにくい
・効果持続:約5〜10時間
シアリス・10mg
・20mg
・約1,700〜2,000円
・約2,000〜2,500円
・効果持続:最大36時間
・食事の影響を受けにくい

先発薬のなかではバイアグラが最も安価ですが、それでも1回あたり1,300〜2,000円の出費となります。月に数回使用すれば、年間で数万円の負担です。

ジェネリックバイアグラの価格相場

では、ジェネリックバイアグラの価格はどうでしょうか。先発バイアグラと比べて大幅に安い価格で処方されています

薬剤名規格1錠あたりの相場
ジェネリックバイアグラ
(シルデナフィル錠)
・25mg
・50mg
・約500〜900円
・約800〜1,200円
ジェネリックバイアグラ
(シルデナフィルOD錠)
・50mg・約900〜1,200円

50mg錠を半分に割って使用する場合、1回あたり実質400〜600円程度でED治療が可能です。割線(かっせん)入りの錠剤であれば、きれいに半分に分割できます。

先発薬 vs ジェネリックの年間コスト比較

月4回使用した場合の年間コストを比較してみましょう。

比較項目先発バイアグラ(50mg)ジェネリック(50mg)
1錠あたり約1,500〜2,000円約800〜1,200円
月4錠約6,000〜8,000円約3,200〜4,800円
年間(48錠)約72,000〜96,000円約38,400〜57,600円
年間差額約2〜4万円の節約

年間で2〜4万円の差額は、長期的に治療を続ける方にとって非常に大きな金額です。有効成分は先発薬と同じシルデナフィルですので、効果に差はありません。

薬代以外にかかる費用

ED治療のコストは薬代だけではありません。クリニックによっては以下の費用が発生する場合があります

費用項目相場備考
初診料0〜3,000円無料のクリニックも多い
再診料0〜1,000円薬代のみのクリニックあり
処方料0〜500円薬代に含まれる場合が多い
送料(オンライン診療)0〜1,000円一定金額以上で無料の場合あり

初診料・再診料が無料で、薬代のみで治療を受けられるクリニックも増えています。事前にクリニックのウェブサイトで料金体系を確認しておくとよいでしょう。

費用を抑えるためのポイント

ジェネリックを選択する

最も効果的な方法はジェネリックバイアグラを選ぶことです。有効成分は先発薬と同一であり、厚生労働省の承認を受けた正規品です。「安いから効かない」ということはありません。

50mg錠を半分にして使用する

医師と相談のうえ、50mg錠を半分に割って25mgとして使用することで、1回あたりのコストをさらに抑えられます。割線入りの錠剤を処方してもらうと分割しやすくなります。

初診料・再診料が無料のクリニックを選ぶ

ED治療に特化したクリニックでは、初診料・再診料を無料にしているところが多くあります。薬代のみの支払いで済むため、トータルコストを大幅に抑えることが可能です。

オンライン診療を活用する

オンライン診療に対応したクリニックであれば、通院にかかる交通費や時間を節約できます。自宅から受診でき、薬は郵送で届くため、忙しい方にも適しています。

個人輸入の「安さ」に注意

インターネット上では、医療機関を介さずに海外からED治療薬を個人輸入できるサービスがあります。価格は医療機関で処方される薬より安い場合がありますが、以下のリスクがあるため利用は避けるべきです。

  • 偽造品の混入率が非常に高い(有効成分が含まれていない、不純物が含まれている等)
  • 健康被害のリスクがある(過去に死亡事例も報告されている)
  • 医師の診察を受けないため、禁忌薬との併用や持病の確認ができない
  • 万が一の副作用が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外となる

安全にED治療を行うためには、必ず国内の医療機関で処方を受けるようにしましょう。ジェネリックバイアグラを選べば、正規品でも十分に費用を抑えることが可能です。

まとめ

ED治療は自由診療のため費用がかかりますが、ジェネリックバイアグラを活用すれば年間で2〜4万円の節約が可能です。有効成分は先発薬と同じであり、効果に差はありません。

初診料無料のクリニック、50mg錠の半分使用、オンライン診療の活用など、工夫次第でさらにコストを抑えることができます

費用を理由にED治療をあきらめる必要はありません。まずは気軽にクリニックで相談してみましょう

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本記事の監修者・執筆者

メドノア編集部が監修・執筆。
記事により薬剤師による執筆、また、適宜、医療系国家資格を有する専門家(看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当)が、医学的記述や表現に不自然な点がないか確認をしています。
確認済みの記事には、その旨記載しております。

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