バイアグラ以外のジェネリックED治療薬を求める人がじわじわ増加中

電話で話す男性ED治療ナビが運営するED治療の電話相談窓口、カスタマーサポートセンターには、たくさんの方からのED相談が寄せられています。そのなかには、バイアグラ以外のED治療薬のジェネリックはないのか?という問い合わせが少なくありません。

これもジェネリック医薬品そのものの認知が社会に広まったことや、ジェネリックバイアグラを利用している人の数の増加、ED治療においてもジェネリックを使いたいと希望している人が増え続けているということの証だと思います。
シアリスのジェネリックに関しては日本での正式な販売が開始されましたが、現在のところレビトラについては日本で正式な認可を受けたジェネリック薬は、まだ製造販売されていません。(2020年6月現在)

ジェネリック医薬品を製造・販売するために絶対に欠かせない条件とは?

ご存じの方も多いとは思いますが、ジェネリックの製造・販売に関する承認には特許が大きく関係しています。後発薬であるジェネリック医薬品は、先発薬の特許が期限切れを迎えていないと販売することができません。販売が開始されるには、レビトラやシアリスに含まれている有効成分の成分特許が期限を迎える必要があります。

どうしても手に入れたい人を待ち受ける通販サービスと自己責任

現状でレビトラのジェネリックをどうしても手に入れたいという人は、日本とは法律や基準が異なる外国製のものを、海外通販かネットの個人輸入代行サービスなどを通じて、「自己責任」で購入するしかありません。

しかし、これもまた多くの方がご存じであるとは思いますが、海外通販によってED治療薬およびそのジェネリック医薬品を購入し、使用するということには、非常に大きな危険がともないます。まず、物品が届かなかったり、違うものが届いたなどの詐欺被害が出ておりますし、服用後に効果が現れない、重篤な副作用が発生したなどの健康被害が報告されています。

国内で認められている正規のED治療薬のジェネリックはバイアグラとシアリス

towa改めておさらいをしますと、現在、日本国内でED治療を受ける際に処方が認められている正規のジェネリックED治療薬は、バイアグラ(シルディナフィル)とシアリスのみです。

バイアグラのジェネリックは2014年に発売が開始され、今ではジェネリックメーカー14社から、有効成分は同じでありながらも、剤形や色、飲みやすさなどについて独自の特色をもったジェネリックバイアグラがリリースされています。

シアリスのジェネリックは2020年に特許が消滅したため、4月頃から厚生労働省が認可した正規のシアリスのジェネリックが日本国内で販売開始となりました。

これらのジェネリックは、製造工程や出来上がった製品の品質、先発品との同等性などが日本の厳格な基準でチェックされたのち認可されています。したがって、品質、安全性、信頼性どれをとっても国内品に勝るものはないと思います。

自身の健康を守るためにも薬剤の安全性についてシビアになるべき

もちろん、海外のジェネリックED治療薬のすべてが、何の基準にも従わずに製造された偽物だらけだということではありません。海外の正規ジェネリックED治療薬も、きちんとその国の基準に基づいて製造され、認可を受けているはずです。

ですが、基準はその国によって異なりますし、さらにそれを通販で購入するとなると、間に得体の知れない「業者」を介在させざるを得ない状況になり、その時点ですでに購入や使用におけるリスクが発生しているのです。この点について、もっと多くの人がよりシビアになって、神経を尖らせる必要があると考えます。なによりも、使用する自分自身の健康を守るために重要なことだからです。

ED治療に裏道なし!「正しい道」を選ぶことこそED治療の最短ルート

患者に説明する医師現段階でもっとも安全・安心なED治療といえるのは、やはりきちんとした医療機関を受診して、正規に認められたED治療薬を処方してもらうということに尽きます。ED治療には裏道や抜け道のようなものなどないのです。

ジェネリックバイアグラが登場して以降も、その原則が変わることはありません。
ですから、より安全で経済的なED治療を目指すためにジェネリックバイアグラを選ぶ際には、裏道のような手段を使って購入したりせず、最適な医療機関に相談して処方を受けるという本来の「正しい道」をまっすぐ進むことが重要です。

それこそが、安心・安全にEDを治療するための、最短ルートだといえるでしょう。

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