千佳子さん(50歳)からの相談

千佳子さん(50歳)

旦那は47歳で昨年末に胆石を摘出する手術をしています。
病気になる前は家族をほったらかしにして自分は外で遊んでいるような人でした。
手術をしてからよほどショックだったのか大人しくなり、家族にも優しくするようになりました。
子供も驚くほどに旦那の人が変わり、何よりも私が一番驚いています。
以前は私も旦那も近くにいれば体を逸らすような間柄でしたが、退院後は旦那からの提案で同じ部屋に寝ることから始めました。病気前はバイアグラを飲んでいたらしく、最近では萎えてしまったり射精出来ない事が多く、旦那からは「申し訳ない」とばかり言ってきます。
私としては射精などなくても良くて、触れているだけで良いのに謝ってばかりで本人は納得いかないようです。
今でもドリンクやサプリなどを買ってきては「効かない」と言って飲んでいます。
それほどまでに途中でダメになるのが嫌で射精する事が大事なんでしょうか?

三松真由美 氏からのアドバイス

三松真由美

千佳子さん、そうなんですよ。まさにおっしゃるとおり、男性は、勃起しない事や挿入の途中で中折れする事を「情けない」と感じてしまうものなのです。
膣内で射精までいたらないことも自信喪失につながります。
「性的にいけてない俺」「妻を満足させてやれない俺」と、負のスパイラルにはまり込みます。
すると、ますますジレンマで最後までできないなら最初からセクシャルな行為をしかけない方がまし、という結論に至るようです。男のプライドはそういうもののようです。
妻からすると「えーーー?私はタッチしあったり、抱きしめてくれるだけで愛を感じているのに・・・」ですよね。
大人の男と女のすれ違い問題です。

ところで千佳子さん、だんな様から寝室を一緒にしようと言われましたよね。そしてバイアグラやサプリをためしてくれていますよね。
これはもう最高に素晴らしいだんな様です。
まずは、妻を抱こうとするその姿勢に感謝感謝の絶賛拍手をお願いします。
中高年になって、性的機能が思い通りにならないと、あきらめてしまう男性も多い世の中です。
だんな様は、胆石の手術をしたあとでも、妻と触れ合う時間を持とうとしていらっしゃる、夫の鑑です。
最後までできなくても私は幸せと、しっかり言葉に出して伝えてください。まじめにお礼を述べてください。千佳子さんは幸せ者です。

だんな様が射精にこだわるようでしたら、膣から抜けたあと、「私は充分満足したから」と千佳子さんが、お口やローションをつけた手で射精に導く方法もあります。
最近はTENGAやグルーミンなど、射精を導くセクシャルグッズも超ハイレベルですので、千佳子さんがだんな様に試してみてもいいでしょう。
私はセクシャルグッズを妻に使ってもらう新しい遊び方を提案しています。
胆石とEDの関係に関してはお医者さまにうかがってみますのでしばらくお待ちください。


参考:TENGA http://www.tenga.co.jp/
グルーミン http://www.kuudom.com/