未成年のレビトラ使用について

まず、ED治療薬の処方は20歳以上の成人男性を対象としていますので、原則的に未成年には行っていません。例外として、結婚している場合や親御さんの承認がある場合などは、医師が処方を検討することもあります。レビトラの主な副作用はほてり、頭痛などが挙げられます。服用の注意点としては、服用は1日1回必ず24時間以上空けて服用する等がありますが、医師から処方されているのであれば、処方時に服用について十分な説明があるかと思います。

しかし息子さんの場合、ご本人はEDではないようですし、お持ちのレビトラは正規品であるのかもわかりません。誰でも手軽に購入できてしまうネット通販で購入した物かもしれません。ネット通販などで販売されているED治療薬の約半数が偽造品であるという報告もあります。偽造品である場合、有効成分の含有量が正規の治療薬よりも極端に多かったり少なかったりする上に、不衛生な環境で製造されている場合もあり、何が含まれているかわからない為、重篤な健康被害の可能性も否めません。

また、仮に正規品であっても服用してはいけない方、併用禁忌薬もあります。ED治療薬はサプリメントなどの健康食品ではなく”薬”なのです。医師の診察、処方のもとで服用すれば安全な薬といえますが、自己判断で服用する場合はこの限りではありません。

息子さんとこのような話を直接することはなかなか難しいかと思いますが、医師から直接処方されていない治療薬の服用はやめるようお伝え下さい。

偽造品の説明