生活習慣によるED

生活習慣の不摂生によっても勃起不全(ED)は起こりえます。
生活習慣病の原因として多いものに「運動不足」「カロリー過多」「喫煙」「飲酒」等があり、それによって引き起こされるメタボリックシンドロームは血管障害へ直結しています。

勃起のメカニズム上、血管が正常である事は勃起にとって必須条件です。故に血管に障害をもたらすものは全てEDの原因となる可能性があります。生活習慣病によって引き起こされるメタボリックシンドロームや糖尿病もその内の一つです。

糖尿病は、EDを引き起こすだけではなく、動脈硬化症をも引き起こす可能性がある危険な病気です。EDの治療に励む事が糖尿病の治療を進める事になると言え、同時に動脈硬化症予防にもなるという事なのです。

これらEDの原因となる喫煙、肥満、飲酒などについて調べると、中年になってから喫煙、肥満、飲酒などを中止してもEDになる危険性を回避するには遅すぎるということが示唆されて、EDの予防には早くから生活習慣の見直しをはかることが必要とされるようです。

一方、身体的な運動は中年になってから始めてもEDのリスクを低下させることが可能とされ、中年になったらまず運動を始めることがED予防の第一歩と考えられます。