薬の副作用によるED

服用している薬が原因となって勃起不全(ED)を引き起こしてしまう事もあります。例として下記のようなものがあります。

①中枢神経の薬剤
解熱・消炎鎮痛剤や抗不安薬(精神安定剤、マイナー・トランキライザー)、抗うつ薬、抗けいれん薬、抗精神病薬(メジャー・トランキライザー)、睡眠薬などの向精神薬

②末梢神経の薬剤
骨格筋弛緩薬、鎮けい薬、局所麻酔薬、抗コリン薬

③循環器系の薬剤
不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤

④消化系の薬剤
消化性潰瘍治療薬、局所麻酔薬、抗コリン薬、鎮けい薬

これらの薬剤によるEDのメカニズムは、原因が十分解明されていないところが大きく、ED改善のためには原因となっている薬の服用を中断する事が必要になります。

服用している薬によってはED治療薬の併用が可能な場合もありますので、担当医と相談し解決する事が一番安全かつ有効的だと言えるでしょう。