ED治療ナビという、まさに「ED」という名前がついているこちらのサイトですので、今回は男性視点でEDについて考えてみましょう。

男性の視点が垣間見れる週刊誌のセックス特集

EDは勃起不全、勃起障害という意味です。男性にとって勃起することがいかに重要かを知るにはどうするか。直接話すことはなかなか難しいでしょう。何度も言いますがプライドがありますので「勃起力に自信がない」と認めてくれる男性は数少ないです。

妻に頭が上がらない夫

夕刊フジや日刊ゲンダイ、週刊ポストや週刊現代など大人の男性が読むものをこっそり手にとって見てください。顔を覆いたくなるようなエロチックなページが必ずあります。週刊ポストは「死ぬまでSEX」シリーズが人気で、あの手この手で性の特集をぶつけています。

私も毎週のように取材を受けています。2016 3/4日号では、『自分史上最高の勃起』というタイトルがつけられました。我々女性からするとついつい笑いが込み上げてきてしまうようなタイトル。60歳以上の男性100人にアンケートを行ったと。「男性はそんなこと考えているのか!」と気づくことが多々ありますので、紹介したいと思います。

9割が知っているバイアグラも服用経験者は約1割

「ED治療薬を飲んだことはあるか」という設問にあると答えた人は12%。この数値、意外な気がしませんか。日本で認可されている薬はバイアグラ、レビトラ、シアリスです。おそらく女性でも”バイアグラ”が何の薬かはわかるほど有名な薬です。

錠剤と水

誰でも知っている薬であるものの、飲んだことがある人は1割。これはバイアグラ発売当初から泌尿器科の先生方はおっしゃっていました。「泌尿器科で診察を受けるのが恥ずかしい」「EDと認めたくない」「病院に来ていることを人に見られると気まずい」「副作用が怖い」などの理由です。

時代とともにネット通販、海外輸入で入手できるようになりましたが、偽造薬が出まわっているため製薬会社は必ず病院で処方してもらうよう注意を促しています。「史上最高の勃起!」と言いながら、受診に行くのは恥ずかしい、このギャップがまさに男性のデリケートな一面を表しています。

次回も「死ぬまでSEX」の調査結果の続きをお届けします。