EDセックスレスを解消に、導ける妻の特徴とは!?

パートナーのEDを解消できる妻・できない妻の事例をお伝えしていますが、今回は後編としてEDセックスレスを解消に導ける妻の特徴をご紹介します。ちょっとした気遣いや行動から、セックスレスを解消することができたカップルも大勢いらっしゃいます。EDセックスレス改善のみならず妊娠・出産までできたという方もいまして、その方からは、「先生はコウノトリさんです!」と感謝のお手紙までいただきました。いったいどんな女性がパートナーのEDを改善に導くのか。考えてみましょう。

バラでハート

リアル事例に学ぶEDセックスレス解消法

香澄さん(37歳・仮名)の事例です。香澄さんは結婚して4年間セックスレスで悩んでいました。年齢的にも妊娠を急ぎたかったのですが5歳年上の旦那さんがEDかもしれないということで夫婦仲相談所に相談に来られました。

結婚した当初から正常勃起できないことが何度か重なって、自信喪失からか次第に恒常的なEDとなり、夜の誘いも途絶えたそうです。香澄さんは「子供が欲しいから病院に行って」と何度も訴えましたが旦那さんは病院を嫌がり、聞き入れてくれない日々。

ある日、旦那さんが足にひどい怪我をして入院しました。その時から香澄さんは献身的に看病し、退院後も身の回りの世話や、骨を強くする食事作りなどで尽くしました。子作りやセックスレスのことなどすっかり忘れていた香澄さんに、旦那さんのほうから「長期間やさしく看病してくれてうれしかった」と感謝の言葉が。そしてその日の夜、なんとか挿入までできました。膣内で射精には至りませんでしたが、香澄さんはそういう行為が復活したことが嬉しくて、旦那さんに思い切り抱きつきました。

ベッドの中の夫婦

その後は香澄さんの手とお口のサポートで勃起硬度は増してゆきましたがもう一歩というところ。そして旦那さんが自ら泌尿器科のクリニックに出向き、ED治療薬を処方してもらうことに。お薬を試してみたところ、めでたく完遂に至ったそうです。

ほかにも多数の改善事例を聞いていますが、香澄さんの事例に、パートナーのEDを改善に導く秘訣が詰まっているように感じました。

EDセックスレスを解消に導く妻の特徴

やはりEDセックスレス解消には夫婦間の理解や協力が不可欠です。そのためには、パートナーがEDになったときだけでなく、日常生活での関係構築が大切です。さきほどの事例なども踏まえながら、EDセックスレスを解消に導くために妻がとるべき態度や行動、特徴などをおさらいしてみましょう。

○子作りを盾に迫らない

○自らの性欲を押し付けて誘わない

○勃起不全を馬鹿にせず受け入れる

○日頃から愛情を注ぎ、セックスが全てではない姿勢を見せる

○EDセックレスの状況を悔やんだりメソメソしない。泣かない。

○「セックスができないのはあなたのせい」ときつく指摘しない

○パートナーの健康管理に務める (食事、軽い運動、喫煙対策、睡眠時間調整など)

○パートナーの性の嗜好を知る

○パートナーの様子を見ながら手わざを試す

○妻とセックス相手は別物と考えるタイプの夫(妻だけEDと呼ばれる)の場合、回復は難しいが今までの自分の性の概念を一度壊すとセックスが復活する事例もある。(これについては本で書きます)

いかがでしょうか。
EDセックレスを解消するかいなかは妻側の気持ちとふるまいにかかっているのかもしれません。妻が変われば頑なな夫の気持ちもやわらぐ、自分のキャラクターを変えるのは非常にむずかしいことですが、EDのまま年齢を重ねておじいちゃんになってゆく夫を見ているもなんだか寂しいですし、セックスがないまま閉経を迎え、「もう女として終わりなの?」と潤いのなかった半生を嘆くのももったいないです。

EDの夫に愛を注ぎ、最後の最後は夫自ら病院へ行くよう持ちかけるのが理想的なED改善ルートだと思いませんか。