若くてもEDにはご用心!対応を間違うと解消不能のセックスレスに!?

私の運営している夫婦のセックスレスカウンセリングサロンには、ご主人や彼氏のEDを原因とするセックスレスに悩むご夫婦・カップルが多くおみえになりますが、2015年下半期からの傾向をみてみますと、20代の女性からのEDセックスレス相談もじわじわ増えてきているように感じます。

セックスレス

20代の女性ですとパートナーは20〜30代前半。そんな若い男性がEDになるの!?と驚かれるかたもいることでしょう。EDは中年以上の男性がなるもの、と世代で決めつけてはいけません。ストレスや過度の緊張、不安など心理的要因で起こる事(心因性ED)が多いのは周知の事実。EDの発症に年齢は関係ないと思ってください。

不用意な発言がパートナーを傷つけてEDセックスレスへ

未婚ですが秀佳さん(25歳・仮名)からの相談を例に挙げてみます。

「彼は年下です。奥手なので女性と付き合ったのは私が初めてです。最初のセックスのとき、かなりドキドキしているようでうまく挿入できませんでした。彼はEDでしょうか」
秀佳さんより年下といえば、20代前半。よもやその若さで勃起しないという事などあるのか?と思うのが普通。しかし、彼女とのファーストセックス、極度の緊張に包まれていたことは推して知るべしです。

秀佳さんに「その状況にあなたはどう対応したの?」と尋ねますと「どうして硬くならないの。私の事好きじゃないの?」と言ったそうです。まさにアウト!挿入できなくて焦っている彼にとっては緊張を通り越し、地獄の言葉に聞こえます。

絶望する男性

「違うよ、君のこと好きだけど硬くならないんだ。どうすりゃいいんだ!」と心の中で叫んでいたことと思います。その後、秀佳さんの彼からはエッチの誘いはなくなったとのこと。思わず放った一言により、心因性EDをこじらせてEDセックスレスに陥る典型的なパターンです。

EDセックスレスを解消できない妻に見られる共通点とは!?

既婚未婚問わず、年齢を問わず、ふとした拍子に相手をEDだと思い込み、傷つける言葉を言ってしまうことです。EDセックスレスを招きたくないのであれば、それは絶対にしてはいけません。「緊張状態に追い込まない。勃起しなくてもばかにしたり悲しんだりしない。」これは女性全般に伝えておきたいことです。

NG

これまでのカウンセリング経験を総合してみますと、EDセックスレスを解消できない妻にはある共通点が見出せました。それを以下に並べてみます。

○一度挿入できない事態になったらEDと思い込む。

○勃起しない状態を「どうして?」と問い続ける

○勃起しないのは自分に魅力がないからとか、私の事好きじゃないからと自虐的態度を取る

○「もうエッチしなくていい」とあきらめ気味に言い放つ

○「バイアグラ飲めば?」と暴言を吐く

○逆に明るく「気にしない気にしない」と笑う

○「私達、子供作れるかしら」と子作り問題に言及する

○「前の彼女ともできなかったの」と過去の状況を質問する

まだまだたくさんあるのですが大まかにはこのような感じ。言うまでもありませんが、相手への思いやりを忘れないことと適切な距離感、逃げ道なくして責め立てないことが大切です。

現在、EDセックスレスに陥っているという方は心当たりがないかどうか、よく思い出してみてください。現在パートナーとの関係が良好に保てている方は、ベッドでもしもの事があったとき、絶対に同じ言動をとらないようご注意を。

何気ない一言が、EDセックスレス解消への道を閉ざしてしまうことだってあるのです。