全国の病院検索前回に引き続き、陽子さん（仮名・３６歳）がプチ旅行で旦那さんのEDを改善し、見事セックスレスを解消したケースをお伝えします。
陽子さんが体験したEDセックスレス解消 プチ旅行の事例
陽子さんの旦那さんは３０代。広告の仕事をしています。朝の出勤はそれほど早くないのですがとにかく夜が毎日遅い。残業、深夜の会議、そして接待。家でゆっくり夕食を食べる日は日曜しかありません。
その日曜も一週間の疲れがどっと出て、昼過ぎまで寝て午後はソファでぐったりしながらテレビを見ているという過ごし方です。
陽子さんは自分の年齢の事もあり、子供を早く作りたいと願っていますが８ヶ月間のセックスレス。ふたりとも"しよう"と試みるのですが、旦那さんが途中でできなくなってしまいます。硬さが充分にキープできないのです。EDによるセックスレスの典型ですね。
「寝不足かなあ」
「飲み過ぎたみたいだ」
この二つの言葉が繰り返され、陽子さんはなかば諦めていました。いつも倦怠感たっぷりの旦那さんを見て「転職しなくちゃEDも改善しないし、セックスレスもなおらない」と思うものの、その言葉を言う勇気はありませんでした。その頃、夫婦仲相談所に対面相談に来られました。
プチ旅行による非日常とアロマオイルマッサージのリラックス効果がEDを改善！
私はまず仕事のことで沸騰している脳を落ち着かせて、リラックスモードに切り替えるお手伝いをしてあげたらとアドバイスしました。「２４時間戦えますか」というCMがありましたが、まさに陽子さんの旦那さんは常に仕事モード。外部から切り替えるきっかけを作ってあげましょうと。
私はアロマの勉強をしたので、陽子さんにオイルマッサージの仕方を教えてあげました。首周り、腰、ふくらはぎ、太もも、鼠蹊部。強さや動かし方を伝えました。そしておうちではなく、いつもと違うホテルの部屋の広いベッドでマッサージでもしてあげればどうかしらと。
陽子さんは、旦那さんに有給を１日取ってもらい、ネットでリーズナブルなホテルプランを予約しました。有給については大切な結婚記念日だから、その日は休んで欲しいとお願いしたそうです。
マッサージの後、一緒に入浴してリラックスしていると…
高層ホテルで夜景を見ながらゆっくりお食事をしたあと、旦那さんにオイルマッサージをしてあげました。環境はいつもの寝室ではなく雲の上のベッド、しかもカーテンをめいっぱいあけて夜景をバック。まさに現実世界から離れた空間です。
旦那さんはうとうとしはじめましたが、鼠蹊部を丁寧にマッサージしていると、反応してきました。陽子さんは、それでもセックスを強要せず、一緒にお風呂に入ろうと提案。広いバスタブなので充分二人で入る事ができます。バスタブにもアロマオイルを垂らし、照明を落として入りました。
あたたかいお湯に浸かってくっついていると、旦那さんが今までにないディープキスをしてきました。それに答える陽子さん。すると８ヶ月間ピクリとも動かなかった陰茎が、目を覚ましたかのように硬身を帯びてきました。なんと、ベッドの上ではなくお風呂場でEDセックスレスが改善されたのです。
この日以降、陽子さんは自宅でも時々アロマオイルマッサージをするようにしました。首や肩甲骨を撫でてあげると旦那さんは「疲れが取れる」と喜びます。そして腰からお尻あたりを揉みほぐすと必ず勃起できるようになったそうです。
ED改善、セックスレス解消のポイント
陽子さんカップルのEDセックスレス解消ポイントは
・仕事脳を切り替える
・アロマオイルマッサージで緊張感を取る
・たまには場所を変えてみる
おすすめのアロマでマッサージ
陽子さんにおすすめしたアロマはこちらです。
クラリセージ
緊張感を取り除く。筋肉のこりも柔らかくすると言われています。憂鬱な気分を解消させて明るい気分にしてくれます。
イランイラン
セクシャルな気持ちを高めると有名ですが、ストレスを感じにくくする効能があると言われます。EDセックスレスの解消にはぴったりのアロマ。
ネロリ
甘い花の香りは苦手という男性の方も柑橘系は好まれるようです。オレンジの香りで疲れを忘れさせてくれます。癒し効果のあるアロマはメンタルが原因で起きているEDの改善にとって、効果大です。
まずはこの３つのアロマエッセンシャルオイル（精油）を用意し、植物からできたキャリアオイル、たとえばホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどに混ぜてマッサージ用のオイルを作ります。薄める濃度は１％が基本です。精油一滴でキャリアオイルは５mlが目安。旦那さんにしてあげる前に、まずは自分の腕や足で練習して確かめてみると良いでしょう。
というわけで、プチ旅行で日常を飛び出してアロマによるリラックス効果から見事にED改善ができ、セックスレス解消に至った陽子さんの事例でした。ご参考ください。
