性の悩みギモン表紙イメージ セックスレス研究するにあたり参考になる本を見つけました。
『40代からの性の悩み、ギモン100』(日経ヘルス)です。40~60代の男女418名に性の悩みを調査をした結果がグラフで掲載されています。

40代既婚男性で「配偶者(妻)が自分(夫)の性欲や体のことをわかっている」&「だいたいわかっている」と回答した人は56%。配偶者はわかっていないと答えた人は4割です。

対して女性40代は4割が「夫はわかっていない」と答えています。半数に近い方々が、配偶者(夫)が自分(妻)の性欲や体のことをわかっていないと認識しています。

「わかっているけど避けている」が一番悲しい

わかっていない男性、むしろスルーして気にしていない男性もいますので、わかっていない人の方がもっと多いかなというのが私の見解です。一番悲しいのは「わかっているが避けている」男性です。そこの意見はこの調査では表に出ていません。もちろんその逆も悲しいのですが。「性欲について、寝室事情についてコミュニケーションをとりましょう」などという陳腐な言葉が上滑りするほど深刻に悩むカップルが多数存在する現状です。

「夫婦で性の話なんて、こっぱずかしくてできない」

その気持ちはよくわかります。男性もED気味の事、性欲が妻に向かないこと、たまに一人でしているからOKなど、妻に向かって口に出して言えるものではありません。

なるべく早くどちらかが声をあげること

とはいえ、このED治療ナビのサイトをご覧になっている皆様は今の関係を放置してはいけないという意識がおありだと思います。あきらめたまま年齢を重ねると、今度は加齢により女性ホルモンが減少して気持ちも前向きになれず、セクシー脳も性器官も閉じたままになってしまいます。

老後の夫婦そして更年期、閉経世代に突入します。更年期障害の症状が出てくるとよけい夫に辛くあたったり、元気がなくなって夫に「暗さ」が伝播したりします。そうなると、老後においても思いやりを持って相手に接することができるラブラブ夫婦でいるのは難しくなるという寂しいループに。なるべく早いうちに「性欲と性器官」についてどちらかが声をあげることが理想なのです。

話すきっかけとして、このED治療ナビのようなサイトや日経ヘルスのような健康本を使うのもいいですね。もちろん私の著書も一役買う事でしょう。

【参考】
「性の悩み、ギモン100」(日経ヘルス)
https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=D2-00238150B0


「キョウイクSEX 」(主婦の友社)二松まゆみ